「いっつも私ばかり出してるじゃん。お金が目当てなんでしょ!」
と、テンパられても落ち着いてこの一言。
「そんな風に思ってたのかオマエ・・・。
オマエにだけは伝わってると思ってたよ。」
ワザと悲しそうな顔して。
出来れば涙も浮かべて。
出来なきゃ無理矢理アクビしろ。
他の客とは違うんだ、と思い込ませないとね。
これが上手く行けば相手も、
「ごめんなさい。そんなヒドイ事言うつもりじゃなかったの。」ってね。
この日はガッカリしながら帰ろう。
どうせ相手からメールとかガンガン来るんだって。
「さっきはごめんなさい。」とか。
「反省してます。」とか。
「何でも言う事聞きます。」とか。
そこで「もういいよ。怒ってないよ。」と一言メールするんだ。
ただし、10時間以上経ってからね。
その時間差がまた味を出すんだ。
向こうに恋の苦しさを与えなくてはいかん。
それがますます相手を夢中にさせる秘訣だ。
メールする以外の方法としては、
次の日に何食わぬ感じで電話するんだ。
「○○に遊びに行こうぜ。」とかね。
昨日の件を気にしてるのか気にしてないのか、
それが掴めなくて相手はドキドキだ。
しばらくしてから「もう怒ってないよ。」と頭を撫でてやろう。
第一、女の方も「貢いだ」んじゃない。
俺の心を傾かせる可能性を買ったんだろ。
人聞きの悪い事を言うもんじゃないぞ。(笑)
俺は「貢がせた」んじゃない。
「受け入れた」んだ。
あれ?ホスト講座になってる・・・。(笑)
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