季節の一言。


色んな言葉に感じてくれれば光栄です。


544    安全地帯
 
凡人たちは必死になって、自分の色を声高に主張する。
どこにでもある色を指し、『これが俺の色だ!』と誇らしげに。
 
天才たちは何の気無しに、自分の色を滲み出させる。
力強く美しく、鮮やかに鮮やかに。
 
 
俺は自分の才能を出し惜しむ天才なのか、
はたまた勿体振るだけで才能の無い凡人なのか。
 
それをハッキリさせるのが怖くて此処に来た。
 
今日も安全地帯の中で悪戯に時が過ぎる。
今日も安全地帯の中で足早に時が過ぎる。
 

更新日時:
H17年12月14日(水)


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