恋愛マニュアルプロローグ

プロローグでは恋愛に関するコラムで
男女別マニュアルに該当しないもの、
または男女両方見て欲しいものを
そこはかとなく載っけております。

 64   付き合う、付き合わない
 
カニ食いてぇ〜。
あ、スイマセン。
いきなり関係無いコト言っちゃいました。
 
そうそう。レッドロブスターっていうレストランに一度行ってみたいんだよね。
今まで行く機会が無くて結局は行かずじまいだからさぁ。
 
じゃなくて・・・「付き合う、付き合わない」についての検証です。
 
「付き合う」ってのはどういう事なんだ?
そんな漠然とした疑問を真剣に検証してみる事にしました。
 
では付き合う事のメリットとデメリットを挙げてみようと思います。
 
 
付き合う事のメリット
 
1:お互いが恋愛対象にある異性であると認知する事が出来る。
 
あ〜なんか言い回しが難しくてわからんちん。
結局は彼氏、彼女という存在の確立だね。
これは自分の中での満足感のみを指すモノです。
 
2:他人に紹介する時に「彼氏」もしくは「彼女」だと言える。
 
まぁ、諸事情から「付き合う事を秘密にしておこう」とかいうカップルも居るので、
これは一概には言えないけど、あくまでも一般的なカップルはこれが成り立つよね。
友人や家族に「恋人」として紹介出来るのは自分の安堵感や自己満足を得る事が出来る。
「友人」として紹介するよりもスムーズな場合も多いよね。
 
3:お互いに言い寄ってくる異性を遠ざける事が出来る。
 
「彼氏居るの?」とか「彼女居るの?」と探りを入れてくる異性に対して、
「うん、居るよ。」の一言でスムーズに断りを入れられる。
これによって鬱陶しく付きまとわられる確率は減るよね。
 
4:落ち着いた人と思われる。
 
これは「恋人ナシ=寂しい人≒恋人を欲しがってる人」と思われる場合が多いって事。
なので「付き合ってる人が居る」というのは「落ち着き」を意味するものになりうる。
これは親達の間で「イイ人が居る」という表現に使われる。
 
 
 
つまり、「付き合う事で自分が精神的に落ち着く」というのが付き合う事のメリットだ。
 
 
 
 
付き合う事のデメリット
 
1:別れる事を怖れ始める。
 
付き合うまでが目標であったのに対して、
付き合う事になると今度はそれを守る側に回る事になる。
別れをイメージすればするほど不安になっていく。
例として、相手との間に悪い意味での「慣れ」が生じる事もこの原因の一つに含まれる。
片方だけが「慣れ」を持ってしまう事で相手を粗末に扱いがちになり、
もう片方が「最近、素っ気ない気がする」「会った頃より冷たい」などの不安を持つ。
 
2:「付き合ってるのに」などのグチを言い、傲慢になる。
 
「付き合ってるんだからこうあるべきだ」という価値観の押し付けが生まれる。
「二人とも同じくらい好きじゃなきゃ」などもその一つ。
「付き合ってるのに連絡してくれない」「付き合ってるのに優先してくれない」などは、
この中でも最も多いグチの部類に入るだろう。
 
3:「愛してなければいけない」という義務感が生まれる。
 
相手に執拗に求められる事で、自分の価値観と相手の価値観に差が生じ、
愛する事を義務に感じてしまう事がある。
こうなると自分の心(価値観)に逆らってしまう事になる。
そうすると自分の中にズレが生じ、相手を愛する事が苦痛になってくる。
 
4:自分のプライベートな時間を束縛される。
 
自分にもやりたい事があるのに、恋人と会う事でその自由が削られる。
しかし、それを言った所で相手が「恋愛が最優先」と思っていれば噛み合う訳も無い。
さらにそれを責められると時間を割く事が義務という価値観を押し付けられてる事になる。
こうなると、やはり自分の中にズレが生じ、一気に冷める方向に向かう場合もある。
 
 
 
つまり、「付き合わなければ別れる事も無い」というのが付き合わない事のメリットだ。
 
 
 
しかし、別れる事を前提に付き合うヤツはまず居ない。
なので、世間一般では【好き→付き合う】という事になるのである。
 
 
:まとめ:
「付き合う」という事は相手に特別扱いしてもらう権利を得る「約束」である。
付き合うという事は互いを不安に陥れるモノにもなり、
互いに安心を与えるモノにもなるのである。
お互いの気持ち一つで確かなモノにも不確かなモノにもなりうるのである。
 
 
:追記:
「付き合ってくれ。」ってのは基本的に捨て身で想いを伝えるモノであるが、
暗に「本気なんだ。」と思わせて相手を陥れる手段でもある。
 
「騙されたくない」と思う人は言葉だけでは何一つわからないので、
返事を先延ばしにして相手の本気度を証明させ、試す事も必要になる場合がある。
 
そこで本気だと思わせるには表情を作るのが何よりのポイントである。
「本気で好きなんだ。」と言っても1キロカロリーも減る事は無い。
言うだけならタダなのだ。
 
――2005年:ロクデナシの雑記より
 
 
2005/01/12


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