誘い方の一例。
(これは質問者の相手が誕生日直後というシチュエーション。)
「ちょっと遅い誕生日プレゼントとしてディズニーランドに行こう。
オマエのパスポート代は俺が持つよ。
ただし、おみやげ代だけは自分持ちだぞ。どう?行っとく?」
この「おみやげ代は自分で持ってね」という意味合いを含ませるあたりで、
パスポートは気にしなくていいというニュアンスを持たせつつ、
全部オゴリというわけじゃないと言うことで『対等の立場』を意識させる。
一方的にオゴられるだけと思ってしまうと、
相手は話に乗る以前に遠慮してしまう事もある。
この場合はそこをボカす事で全体としてイヤミの無い誘いにしているわけだ。
そこまで仲良いわけじゃいのに 全部オゴるみたいな感じにとられちゃうと 、
向こうも「悪いな」とか「気が重いな」とかなってしまう恐れがある。
それを意識させないために、
「おみやげ代はオマエが持て」というニュアンスがあるんだ。
1つの言葉に2,3個の効果を持たせることができるかどうかが、
自分の中での『会話のシュミレーション』の練習にかかってるんだ。
ここまで考えて会話を選ぼう。
ふとしたニュアンスの違いでプラスにもマイナスにもなるんだ。
会話のもっとも大事な部分だよ。
2002/03/17
|