男の子用マニュアル

キミも恋愛エキスパート有也のマニュアルで素敵な彼女をゲットだ!!
一日5分のイメージトレーニングで確実に効果が出る!(笑)
58    水商売の女。
以前にも相談に来た男が今度は飲み屋の女に惚れたという事で俺の所に相談に来た。
それに対しての俺の返信内容を引用してココに載せることにした。
 
 
> 俺は彼女のことが諦められませんでした。なす術もなくなってしまったのに。
> 見かねた友人が、合コンをセッティングしてくれました。ほぼ、毎週。
> 合コンのない週は、飲み屋に連れて行ってくれました。
> それでも、俺は彼女のことが忘れられませんでした。
> そんな俺は、合コンでも飲み屋でも、無理に笑顔を作って、
> 適当に話を合わせて、空騒ぎをしているだけでした。
 
スゲェ良い友達を持ってるなオマエ。
そこまでしてくれるヤツってなかなかいねぇよ。
 
 
> 気がつけば、彼女のことを忘れていました。
> そのかわり、その飲み屋で、毎回半ば惰性で指名している娘にハマりかけていました。
>
> この時点で、既に、ハマってるかも。
> 飲み屋の女には絶対にハマらない自信があったのに。
> 今週の月曜に、そのことに気づきました。
 
『ハマらない自信がある』なんて考えは、
逆に自分を意識させてしまう要因になるんだぜ。
っていうか、よくそんなに頻繁に飲み屋に通えるねぇ。
 
 
> 恋愛マニュアルプロローグ#54諦めたい!にアクセスしました。
> 4つの選択肢を、それぞれ、自分の境遇に置き換えて実行すると、
>
> 1:自分をカモにしている彼女は必要無い。
 
飲み屋ってのはキャバだと仮定するとお客さんを呼べてナンボの仕事。
 
 
> 2:自分を研究漬けにしてみた。でも、ダメだ。頭と心が別のことを考えている。
> 脳が二つのプロセスを同時に実行している。
> さらに、音楽を音量ガンガンで聴いてみても、脳は別のことを考えている。
 
俺の場合はバイクで走りながらヘッドホンをガンガンにして聞いてたからな。
運転に気を取られるのと頭の中に音楽が入ってくるので考えられなくなるんだ。
そうすると、そのうち感覚が麻痺してきて何も考えなくなる。
 
 
> 3:メールを返さないんだったら、毎回、店を出るときに笑顔で「メールするね」とか、
> 調子のいい台詞吐くな!いや、でも、それが飲み屋の女の常套句?
 
それは『常套句』というよりも、むしろ『社交辞令』に近いんじゃねぇかな。
挨拶みてぇなモンだよ。
実際、オマエの事を好きだと言ってるわけじゃないんだから、
それで連絡をして来なくても文句をいわれる筋合いも無いしな。
 
 
> 4:色恋を商売にしていない女性もロクに落とせない俺に、あの娘を落とせる訳がないだろ!
> バカか、お前は! それに、あの娘、左手の薬指に指輪してるよ。
> 彼氏いないってのは、絶対、ウソ。チャレンジしてみるには、明らかに資金力不足。
 
 
飲み屋の女で『彼氏が居る』なんて言うヤツはよほど指名を取る気の無い女。
(それを公表してでも指名を取れる女はわずかに居るのだが。)
そして水商売をやってる女のほとんどはモチロン彼氏が居る。
場合によっては同じ店に彼氏が働いていたりもする。
俺の当時の彼女も同じ店で働いてたし。
 
 
> でも、2以外の自己暗示作戦は、「意識する」ことと紙一重な気がします。
> 過去の失恋経験では、この手を使って、逆にハマっていった実績もあります。
> 少なくとも、自分に対しては、この自己暗示作戦は、効果がなさそう。っていうより逆効果。
 
自己暗示は『自分の保身が最も大事』だと強く思わない限りは使えない技になる。
自分は常に強くある必要が有ると思わなければ意識する事と同等になってしまう。
 
 
> そこで、「2:自分をひたすら忙しくして考え事も出来なくする」作戦を実行中です。
>
> こんな長文メールが書けること自体が、あまり忙しくなっていないことの、
> 何よりの客観的証拠かもしれませんが。
> でも、このまま、ハマってしまいそうな予感がして怖いです。
 
飲み屋の女を落とすんだったらハナから興味を持たないことだ。
飲みに行くときも相手の話も聞いてやることだな。
彼氏なんかは居て当然だと思ってそれを前提とした話をする事だ。
「オマエも辛い恋をしてんだな。」みたいな態度をしてりゃ、
相手も心を開いた会話をするかもしれねぇ。
とりあえず、普通の客としては見ないよ。
そして何よりも彼女に対してがっつかないことだな。
相手が欲しいと思ってりゃ、それは相手に悟られる。
悟られるとそのまま利用されて通わせられる。
 
 
 
> 確か、以前、「本気の相手以外の相談はお断り」って、あったような気がしますが、
>
> バカな俺に喝を入れてやってください。お願いします。
> マニュアルにない諦め方とかもあったら、お願いします。
 
飲み屋の女を落とすのはどれだけ相手の心に深く入っていけるか、それだけだ。
それが出来ない男はハナから客。それ以上でもそれ以下でも無い。
深く入る前に一度でもプライベートで遊ぼうと誘ったりすれば、
『今後はそれをかわすのが面倒』と思われるだけだ。
俺は絶対に自分から誘う事はしなかったね。
俺自身、どうでもいいヤツから誘われるのが面倒だったから。
すげぇ親しくなる前にそんな事を言われてもどんなダルイ事態になるかは大体予測がつくしな。
 
 
 
 
その後の彼の返信より一部抜粋。
 
 
「キャバ嬢」の落とし方マニュアル、すごく勉強になりました。
よくよく思い出してみれば、俺をその店に連れて行ってくれた友人が、その線で攻めてるような気が。
意識的にそうしてる訳ではなさそうだけど。
また、ふつうの店で、本気で落としたいと思うような女に巡り会わせたとき、使わせ
ていただきます。
 
とにかく、自分自身が強くなります。「自己保身」で行ってみます。
言われてみれば、失恋の痛手から抜け出せなかったときは、
いつも、自分自身が精神的に弱ってた気がします。
 
いや、メールの話も、指名の話も、彼氏の話も、リアルすぎてマジで目が醒めました。
 
また、弱くなったら、相談お願いするかもしれません。
そのときは、よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
 
 
 
最後に彼に対して一言。
 
どういたまして。
こっちもマニュアル書けたから感謝してるよ。
 
マニュアルの更新が少ないと読者に「早くぅ。」とせがまれてどうもいけねぇ。
俺様は忙しいんだってのに。(゚д゚)y─┛~~
 
 
2005/10/01

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Last updated: 2012/12/24