「こっちは○○してあげたのに。」
「あっちは何もしてくれないんだよ?」
こんなくだらんグチをたまに聞く。
自分が何かして欲しいから、
または自分の与えたのと同等の見返りが欲しいから、
そのために相手に何かするというのはおかしな話だ。
愛はギブ&テイクなんかじゃない。
上記のグチを発展させると『見返りが無ければ愛さない』ってなっちまうわけだ。
そんな打算的なのは本物の愛じゃない。
本物の愛ってのは相手の気持ちに関係なく愛する、
いわば『慈愛の精神』みたいな感情が湧くもんだ。
また、相手が不安になる気持ちを先回りして読んで、
それを解消してあげるというのもその1つであると思う。
そういった気遣いや思いやりの精神だ。
思いやりと気遣い。
キミに欠けてたのはこの2つ。
自分だけが良ければいいというわけではない。
相手の為に何が出来るのかを考えるのが、本物の愛だよ。
駆け引きとか打算とか損得勘定とか有利不利は全部ニセモノの愛だ。
今までにこういう付き合いしかしてなかった人は可哀想だ。
でも、いっぱいいるんだよね。
自分の事しか考えない、相手の気持ちは二の次、
そんな人間が相手を責める資格があるだろうか?
お願いするのなら構わない。
「出来れば、○○して欲しいんだけど…。」
よっぽどムチャな願いでない限りは、これは正当な提案・依頼なんだ。
そう言われれば、相手もそれなりの対応をするだろう。
「あぁ、気付かなかった。ゴメンな。」とか、
「なんだ、もっと早く言えば良いのに。」とか、
マトモな人間ならそういう反応になるはずだ。
かなり自分勝手でこっちの気持ちなんざ全く考えないロクデナシの場合、
「ハァ?なんで俺がやらなきゃいけねぇんだよ。」とかになるだろう。
「テメェがやれよ。ダリィんだよ。」とかもあるだろう。
そういう場合は別れた方が良い。
相手に対して思いやりや気遣いが無くなったら終わりなのだ。
その関係はそうなっている時点で既に破綻していると言っていいだろう。
相手にその旨を告げて別れるのが一番だ。
こんなロクデナシ相手でも別れたくないと言うバカ女は多い。
そういう女の言い分は「あの人が居なくなったら自分が寂しいから。」だったりする。
だが、そんなのは「抱きマクラが無いと寝れない。」ってのと同レベルだ。
そんな子供みたいな事を言っていつまでも自分を甘やかすから、
いつまで経っても本当の幸せが巡って来ないのだと早く気付けよブタ女。
おまえが欲しいのは抱きマクラじゃなくて、
おまえを包み込んでくれる本物の愛なんじゃねぇのか。
だからその手を振り解け。
2007/07/02
|