今まで俺はずっとユーザーを「やらされて」いた。
クリエイター側の人間の存在に気が付く事も無かった。
例えて言えば宝くじだ。
アレってのは当たりくじが誰に渡ったかが重要なのではなく、
クリエイター側が100%得をするものだ。
作ったヤツだけが得をするように出来てるんだよ。
それを一見、平等な庶民のチャンスだと思わせているわけだ。
お上もやる事がえげつないねぇ。
しかし俺もいつまでもユーザーでいるわけにはいかない。
クリエイター側の人間にならねば。
そのためにプログラマーを目指す事にした。
法律関係ももっと勉強したいな。
これからは無駄なゼニは一銭も払いまへんでぇ!
こないだも遺産相続について調べ物してました。
単純承認、限定承認、放棄と3通りありましてね。
単純承認ってのは遺産を相続する権利がある事が伝えられてから、
3ヶ月経っても何も申請しなかった場合に自動的になるのです。
で、限定承認ってのは遺産を全部(負債も含めて)精算して、
その上でプラスになったら遺産を相続する、というものだ。
放棄ってのは完全に負債の時にしか適用されないだろうね。
これは負債も財産も全ていらない、というものだ。
このように一見、無駄な知識を増やす事でイザというときに備える。
それによってなるべく損をしない人生を送る事。
これもクリエイターにとっては必要不可欠なものではないかと思う。
得をするのは物を作った人。つまりクリエイター。
得が出来ないのは作った物を利用するだけのユーザー。
社会に踊らされるな。
情報を鵜呑みにするな。
新聞もTVも疑え。
じゃないとオマエも飲まれるぞ。
美味しい話、興味深い話には裏がある。
誰が得をするのか考えろ。
そこには必ず金脈がある。
その金脈に乗っかれるヤツが真のクリエイターだ。
心は荒んじゃうけどね。
だからまっとうな道でクリエイターになる。
それがプログラマー。
現実は厳しいって?わかってる。わかってるよ。
覚悟は出来てる。
でも俺は決めたんだ。半端はしねえぜ。
2003/05/01
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