待ち行く人をただ眺めてるってのが面白くてしょうがない。
人ごみの中を歩いてるといつもそう思う。
たまにいるじゃん。
「何がそんなに楽しいんだお前!」ってぐらい笑顔で歩いてる人。
ああいう人を見ると、
「あの人、きっと今日はいいことがあったんだろうなぁ。」
なんて勝手に想像してしちゃうね。
または死んだ魚の目をして歩いてる人。
「おいおい。悩みならいくらでも聞くよ?」と思うね。
いや、これもきっと俺の勝手な想像で、
いざ聞いてみたら「別に悩みなんか無いっすよ。」とか言われるかもしれないけど。
なんかすげえ気になるくらい思い詰めた顔してるおっさんとかいるでしょ。
今にも泣き出しそうな女の子とか。
そういう人見るともう気が気じゃないよね。
あとさぁ、こないだもあったんだけど、
人の話が聞こえてきて、それが俺の知ってる話題だともう大変。
「言いてぇ〜!!」っていう気持ちが働いちゃうんだよね。
それで今までに幾度と無く知らない人に話しかけてます。
例えば駅のホームでADSLとISDNについて話してるおじさんたちとか。
あれはマジで聞いてて辛かった。
だって「具体的に何が違うのかねぇ?」なんて話してるんですよ?
「俺は答えを知ってるぞー!」と心の中で叫んでましたね。
最近、おっさんたちがWINDOWSのXPとMEの話は割って入ったっけなぁ。
だって俺は両方使ってるんだもん。
「MEはクソですよ。」と言った瞬間スッキリしちゃったね。
メモリ増設が全く役に立たなかった、だとか
固まりやすくて最悪、とか色々語っちゃったね。
いやぁ、そういう意味では色んな人と出会える水商売はまさに天職だったね。
安定しないところが痛いけど。
そうそう、水商売やってるときにVISAカードを作ろうとしたら断られたっけなぁ。
それも結構ショックだったなぁ。
そういう意味では老後ニッコリな安定した職業に憧れを持ってたかもしれない。
将来、結婚したときに奥さんと子供に辛い思いはさせたくないしね。
「辛くないよ。」と言われたとしてもやっぱりそこはねぇ。
俺も大人になったもんだ。(笑)
2003/05/13
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