日本の人口の約2割に当たる人がなんらかの形で建築業に関わっているらしい。
実際、聞くまでは1割ぐらいだと思ってたよ。
ハッキリ言っていらねぇよ。
こんなに沢山必要無いもん。
しかし、何故こんなに建築業界は人が多いのか?
それは何よりもオイシイからに他ならない。
そして一番金銭のごまかしが利くからだろう。
例えば3億円のビルを建てるとする。
実際、これを作るのには2億円もかからない事も多い。
まず大きい会社が工事を受注する。
それを下請け会社にもっと安い値段でやらせる。
その下請けがさらにその下請けに、なんて事もある。
つまり、間でピンハネしてる連中が多いんだ。
結局、一番下の人達は少ないお金でなんとかやるしかない。
断れば上に睨まれて今後の仕事が減っちゃうしね。
で、手抜き工事の原因になったりもしたんだ。
大手ゼネコン会社は今までこういう手法で儲けてきた。
さらにココには国の官僚だとかも絡んでくるから厄介だ。
どういう事かって?
つまり、国の税金で国が建てる時に、
その工事の費用から何から全部決められる人が
大手建設会社と組んでピンハネしまくるって事だよ。
「うちに是非、お願いしますよ。これはつまらないものですが・・・。」
「お主もワルよのう。グッフッフ。」の世界だよね。
時には接待だって受けるさ。
キレイなお姉ちゃんを侍らせて夜伽をして頂いた事もあるだろうよ。
そうやって日本の将来よりも自分の現在が大事な人達が日本をダメにしていったんだね。
うーん、素晴らしいダメ社会。
まぁ、今では大手ゼネコン会社も厳しくなってるんだよ。
小さい会社に安い予算でやってもらった方がいいという時代になってきてね。
海外での遠征試合も負けたしね。
やっぱり中身がカラッポだから海外の企業と張っても負けるだけだって事。
昔の悪行の報いをジワジワと受けてるって感じだね。
いやぁ、実にいい気味だ。
むしろそのまま全部潰れちまえばいいのに。
あ、そうそう。
年末になると一斉に道路工事で渋滞が頻発するよね。
アレは何でやってるかわかるかい?
国の予算配分で国土交通省(旧建設省)に割り当てられるお金を使い切るためだ。
何でその必要があるかって?
毎年、予算を振り分ける時に、前年度の予算と実際に使った金額を参考にするから。
毎年、なるべく多く貰いたいから残さないように無理に使い切るんだ。
例えて言えばこんな感じだ。
お母さん(国の予算委員会)に子供(国土交通省)がお小遣いを貰う。
次の月になる。
母「あんた、先月のお小遣い残ってる?」
子「うん、○円残ってるよ。」
母「あら、使い切らなかったの?じゃあ今月はそんなに上げなくてもいいわね。」
子「え・・・。」
母「だって多すぎたって事でしょ?残ったって事は。」
子「そんなぁ・・・。」
こうはなりたくないから金を残さないために無理に使い切るんだ。
年末の道路工事の名目は主として「道路調査」らしいが、掘り返して埋めてるだけだ。
この国土交通省(旧建設省)というダダっ子のために、日本は莫大な借金を抱えている。
扇千景国土交通相は努力をしているんだが、
なかなか言う通りになんかならないんだよね。
何故かって?
内部に今まで通り好き勝手にやりたい連中が多いからだよ。
このガン細胞を全部切らないと景気の完治はありえないだろうね。
それをやらずして何が構造改革だか。
バカも休み休み言え、この欲ボケ政治家ども。
ま、小泉さんはそれをやりたくても周りの圧力に圧されて言えないんだろうけどね。
それじゃタダのお飾りだろ?
それをやってたとえ暗殺されようとも後悔はしないと思うけどねえ。
ま、小泉さんもタダのヘタレだったって事で。
多少は期待してたんだがな。
「私の方から自民党をぶっ潰しますから!」byヘタレ小泉
歴史に残るハッタリだね。(笑)
2003/09/25
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