俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 272   スタローンVSエディマーフィ
 
学校の昼休み。
赤井と有也のいつものバカ話に花が咲く時間。
 
この日の最初の話題は「WorldDownTown」という深夜番組の話。
一言で言うとダウンタウンの2人がインチキ臭い外国人にからかわれる番組。
 
「ワールドダウンタウン終わっちゃったな。」
「もっとやってて欲しかったっすね。」
 
「最後の方に出てきたエディ・マーフィは最高だったぜ。」
「あ〜見てないっすね。見たかったわ〜。」
 
「あれ、日本語吹き替え版のエディマーフィの声の人だったんだぜ!?」
「そうなんすか?エディマーフィの映画、あまり見た事ないわ〜。」
 
「何言ってんだ、ビバリーヒルズコップとか有名じゃねぇか。」
「有也さん、そんなの甘いっすよ。」
 
「え?」
 
「シルベスター・スタローンの方がスゴイんすから。」
「バカ。エディマーフィには勝てないって。」
 
「だってスタローンが出演したらラブストーリーが戦争映画になっちゃうんすよ?」
「アッハッハッハ!」
 
「銃とか撃ちまくりですよ?もう愛とか言ってる場合じゃない。」
「アッハッハッハ!」
 
「スタローンならエディマーフィにも勝てます。」
「いや、エディマーフィは口が達者で頭が良いからな。スタローンを言いくるめられるよ。」
 
「スタローンはラブストーリーを戦場にしちゃうんすよ?」
「んな事言ったらエディマーフィだってラブストーリーをコメディにしちゃうぜ?」
 
「スタローンは叫びながら銃とか撃ちまくりですよ。」
「いや、エディマーフィは挑発してさらに避けるから。絶対に当たらないし。」
 
「ランボーに出演した時のスタローンは火の着いた矢を放つんですよ。」
「エディマーフィには当たらないから平気。」
 
「おい、どこ狙ってんだコノヤロ〜。当てて見やがれってんだ〜。(エディマーフィのマネ)」
「スタローンは確実に当てます。」
 
「あ、確かにエディマーフィは必ずドジを踏む。うーむ。」
 
「スタローンは試合に負けてインタビューが来てもシカトですよ?」
「え?」
 
「ウロウロしながら『エイドリアーン!』とかずーっと叫んでんすよ。」
「え?『ロッキー』で?」
 
「そうっすよ。試合に負けてるくせにキチガイもはなはだしいっすよ。」
「アーハッハッハ!」
 
「対戦相手より目立っちゃってる。完全なキチガイですよ。」
「アーッハッハハ!苦しいー!」
 
「ヤツはパーティに出ても出なくても一緒なんすよ。」
「え?今度はナニ?ププッ・・・。」
 
「ランボーの中でそういうセリフがあるんすよ。」
「何それ何それ!」
 
『俺は昔から、パーティに出ても出なくてもどっちでも同じ人間なんだ。』
「プッ・・・。ナニナニ?色気のある話が無いって事?」
 
「そうっすね。それをヒロインに言うんすよ。」
「どうでもいい〜!アッハッハ!」
 
「で、ヒロインは殺されちゃうんすよ。そんでランボーはキレて皆殺しにするんすよ。」
「アーッハッハッハ!暴れすぎ〜!」
 
「そういや、ランボーってあんま見た記憶が無いな。」
 
「ランボーは最初に出てくる村の人たちがランボーを受け入れてくれないんですよ。」
「うんうん。」
 
「で、なんか知らないけど拘束されちゃうんすよ。」
「うんうん。」
 
「で、脱出して山に籠るんすよ。」
「うん。」
 
「で、追っ手が来るんすよ。」
「うんうん。」
 
「そしたらランボーはそいつら皆殺しにしちゃうんすよ。」
「なんで?捕まっただけで?」
 
「そうっすね。で、山を降りて村の人を皆殺しにしちゃうんすよ。」
「なんで?完全な猟奇殺人犯じゃねぇか!」
 
「いや、ランボーはバカだから通じないんすよ。」
「アーッハッハ!」
 
「どうすか?有也さんもスタローン最強って事がわかりました?」
「あぁ、最強だな。ある意味。」
 
「エディマーフィにも勝てますよ。」
「いや、エディマーフィもマグナム持ってるから。」
 
「こっちの方がいっぱい武器ありますよ。」
「エディマーフィはスタローンにこう言うんだ。『おい!なんだアレ!見ろよ!』って。」
 
「あ、スタローンはバカだから見ちゃう。」
「その間にズドン。」
 
「あ〜ぁ。スタローン死んじゃった。」
「筋肉バカの末路はそんなもんだ。」
 
「でもギリで生きてるんすよ。」
「いや、もういい。お腹いっぱい。」
 
「ヤツが火矢を撃ったら百発百中なんすよ!」
「アッハッハ!」
 
 
映画に興味の無い方は是非とも「ランボー」と「ロッキー」と「ビバリーヒルズコップ」を。
 
2004/10/09


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