俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 3   同棲物語。3
 
まさか店がなくなるとは!
と、驚いてる場合じゃない。
とりあえずカナの連絡先を知るほうが先だ。
うかつにも連絡先は聞いてなかった。
帰って来てから聞こうと思ってたのに。
店の電話の子機を取り、電話帳機能でカナの番号を調べる。
あった!よかったぜ。ひと安心だ。
さっそく店のキッチンに隠れて彼女に電話する。
「もしもし?オレ。有也だけど。明日みやげ渡すから店の方まで来いよ。」
「ほんと?おみやげくれるの?うん。わかった。」
「じゃあ6時半ね。」
とりあえずカナとの明日の予定は決まった。
 
そして次の日。
店の近くにあるファミレスの駐車場で待ち合わせだった。
俺はまんまと15分遅刻。←「技」ではなくウッカリ(笑)
カナは自分の車で待っていた。
歩み寄り、笑顔で顔をあわせる。
このときのカナはなんとも言えぬカワイイ顔だった。
 
俺が車に乗り込むと、カナが笑いながら一言。
カナ「おそーい。」
有也「ほらみやげ。やるよ。」
俺はそれを全く聞かずプーさんをあげる。(エサではぐらかし作戦)
カナ「わーいプーさんだー。」
とても喜んでいる。単純だなあ・・・。
有也「ここらへんは知り合いが多いから行くぞ。早く。車出せ。」
カナ「どこいくの?」
有也「どっか。」
そう言って遊びに連れ出すことに成功。(強気で連れ出し作戦)
 
近場のゲーセン&カラオケに行く事にした。
カラオケには自信があるぜ。
(得意分野のフィールドに連れてく作戦)
カラオケをしてる時にお互いの今までに付き合ったヤツの話や昔の話になった。
俺が高校の頃、バイトの先輩に週に2〜3回ぐらい
お台場に連れてってもらってた時期があった事を話すと、
カナは「お台場に今まで連れてってくれた人がいなかった。」と言った。
オレはそれをワザと別の話題にそらした
 
そしてカラオケを出た後「俺が運転する」と言い、彼女をドライブに連れて行った。
「まあ適当に流そうぜ」と言いながら、たわいない会話をする。
そして何も言わずに高速に乗る。
「え?どこにいくの?」
「お台場」
               次回に続く。
 
追記
後にカナはその時の事をこう語った。
「あの時、お台場に連れてってくれたのが凄く嬉しかったし、かっこいいと思った。」
 
さらにその後、このホームページを見て「騙された!」とも語った。(笑)


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