俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 353   研修旅行に行った日。
 
2005年5月22日―
 
 
会社の研修施設に行く日、俺は余裕こいてHPの更新をしたりしていた。
その日は日曜だったが研修施設に前日入りしておかねばならなかったのだ。
 
 
ふと、時計を見ると時間はPM6:30だった。
 
予定としては現地にPM9:00集合という事になっていた。
俺の中ではPM7:10くらいに電車に乗れば間に合う計算だった。
ちなみに研修施設の場所は埼玉某所だった。
 
 
俺はボチボチ支度をしようと思った。
そこである事に気が付いた。
 
 
荷物を入れるバッグがねぇ。
 
 
小ピンチ発生。
俺はすぐに対策を考えた。
 
ゴミ袋に詰めちゃう?
いやいや、それはちょっとやり過ぎでしょ。
ヤンチャにも程がありますよ。
 
そうだ。新宿西口のヨドバシカメラに色々と売ってたじゃねぇか。
よーし、買いに行くぞ〜。
 
 
俺はすぐにヨドバシカメラに向かった。
そしてなかなかイイ感じのバッグを発見。
ポイントを少し使って3000円くらい現金を使って帰って来た。
 
時間はPM7:10くらいになっていた。
ん〜。もう間に合わない予感。
でも俺様はポジティブだから気にしない。
 
まぁいいや。今日は研修前日で宿泊するだけだし。
少し遅れても連絡を入れておけば大丈夫なはず。
 
俺は自分にそう言い聞かせ、急いで支度をしてPM7:30に家を出た。
この時点で遅刻は確定。
でも俺様はポジティブだから気にしない。
 
 
この時の所持金は2000円くらいだった。
しかし、現地までの電車賃は1000円弱。
これは現地の駅に着いてからATMで金を下ろすしかない。
 
 
とりあえず、電車を乗り継いで俺は現地に向かった。
途中で研修施設に電話を入れて到着が少し遅れると言っておいた。
 
 
そして目的地の駅に着いた。
時間はPM9:00ちょうどくらいだった。
俺はすぐにATMを探した。
 
ローソンを発見し、入ってATMを探してみた。
しかし、そこにはATM自体が置いていなかった。
 
 
中ピンチ発生。
 
 
オイオイ、所持金は1000円だぞ。
これじゃタクシーに乗れないじゃねぇか。
 
すぐに駅の反対側に行った。
そこでUFJ銀行を発見。
しかもATMがまだやっている。
 
『さすがはUFJさん。頼りになりますな。』
俺はそう言って中に入った。
 
そしてりそな銀行のカードを差込み、暗証番号と下ろしたい金額を入力した。
数秒後、カードがいきなり出てきた。
 
画面には『只今の時間帯はお取引出来ません。提携時間外です。』の文字が。
俺はそこでハッと気付いた。
 
『りそなは日曜の夜はやってねぇんだった…。』
 
 
大ピンチ発生。
 
 
俺の頭の中では『どうしよう…』と『ふざけんな、りそな!』がグルグルだった。
とりあえず、怒ってATMを蹴飛ばそうと思ったが、UFJのATMに罪は無い。
 
 
俺は怒りのやり場が無くて『ガウゥゥゥ…。』と野犬のように唸っていた。
そして、当ても無く歩き始めた。
 
歩いて行ったらどのくらいかかるのか?
それも俺には把握出来ていなかった。
 
 
途中でリスクが大きい事に気付いて引き返した。
そして駅前の交番で地図を見せてもらった。
 
『現地まで歩いて行ったら1時間は掛かるよ。』
 
あらまぁ、ご丁寧にこりゃどうもです。
面白過ぎて涙が出んぞオイ。
 
 
とりあえず、お巡りさんにバスを案内してもらった。
その時間帯では研修施設に一番近いバス停でも歩いて1.5kmの距離だった。
しかし、今はタクシー代も出す事が出来ない状態。
 
さらに俺はとち狂ってコンビニで飯を買った。
残金870円。
でも俺はポジティブだから気にしない。
 
 
とりあえず、バスに乗り込んで一番近いトコに行く事にした。
知らない土地でバスに乗るドキドキ感。
次のバス停の名前を聞き逃すまいとして耳を立てつつ、ファミマのポテトを食っていた。
 
そして目的のバス停に着く頃には乗客は俺一人になっていた。
さらに辺りは真っ暗。
 
降りる時、運転手さんに「北ってどっちですか?」と聞いて出発。
ここからが長かった。
 
歩きで20分ほど経った頃、ようやく研修施設から500mくらいの所に来た。
そこで追い討ちの雨。
 
「マジかダリィ!」
そう叫んでアタッシュケースを頭の上に乗せ、
カートバッグをゴロゴロ引きながら歩く事10分。
 
 
ようやく研修施設に着く頃にはずぶ濡れ状態だった。
PM9:30に集合の予定が10:30になってしまっていた。
 
すぐに風呂に入って浴衣に着替えたが遊ぶほどの体力は残っていなかった。
風呂で泳いで体力を消耗したせいでもあるが。
 
 
 
そんなこんなで散々な日だった。
 
 
 
全てはりそな銀行のせいだと思う。
 
決して俺が家を出るのが明らかに遅かったせいだとか、
日曜の夜はりそな銀行が下ろせない事を知っていたにもかかわらず、
薄々それに気付きながらも下ろさなかったのが悪いのではない。
 
りそな銀行は預けた金をいつでも返せる体制を作るべきだと思うのだ。
それでこそ顧客満足を得られる銀行と言えるのでは無いだろうか。
 
まったく話にならん。
プンプン。
 
 
 
後悔はしません。
反省はします。
 
ゴメンタイタイ♪
 
 
2005/05/25


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