ブランド物とは、
『買ったから使うモノ』ではない。
『買わせて使うモノ』でもない。
『買って来てくれたから使うモノ』である。
「コレ、超欲しかったから買っちゃった!」は間違いです。
「コレ?客に買わせた。」も間違いです。
どちらも卑しいカンジがするのです。
だからあまり宜しくないのです。
「お母さんが買ってくれたから大事に使ってるの。」
コレですよ、アンタら。
「海外旅行のお土産でお姉ちゃんがくれたの。」
こういう勢いですよ、アンタら。
ブランド物とはこのように入手して使うもんなのです。
『良いモノを末永く使って欲しい。』という気持ちと一緒に貰うモノなのです。
自分の外見に金を掛けてる事を誇示するためのモノではないのです。
ただ、ブランド物を持っても自分の価値なんか上がらないのです。
そんな見栄なんて滑稽なだけなのです。
自分に価値が無いor自信が無いから持ってるんだ、と思われても仕方が無いのです。
ブランドで固めるのはブランドの名前を騙るようなもんです。
自分がそのブランドに負けてると思うから身につけるのです。
自分の価値を上げようとするために着飾るってのはそういう事です。
裸の自分にあまり自信が無いと思ってる人ほどブランド志向な気がするのです。
可哀相になぁ。もっと自信を持てよ。
さて、俺は自分の価値を過剰に評価してます。
ブランド物に価値があるとは思ってません。
むしろ、着てやるからギャラを寄越せ、と思ってます。
俺はブランド、非ブランドに関わらず、全体的なバランスが取れそうなアイテムを選びます。
「全体的にこんなカンジにしよう」と頭に描けたものを買うのです。
そして、俺の頭の中でも『有り・無し』の基準があるのです。
微妙なカンジで。
例えば、ポロシャツは『無し』です。
俺は絶対に着ません。
『俺には似合わない』と思い込んでるからです。
そして、小さい頃にセンスの悪いポロシャツを着せられてたからです。
似合う人が着てるのは『お、良いねぇ。』と思えるんですが、自分では絶対に着ません。
パーカーは『有り』です。
動きやすいし、着心地が良いし、似合う方だと思うからです。
でも、ネズミ色のパーカーは『無し』です。
その辺はちょっと微妙なのです。
いや、話が長くなったな。
結局、何が言いたいのかっていうと、
オマエが『良いモノを末永く使って欲しい』と思うのなら、
俺はいつでも貰ってやるぞって事だ。
受け取る時は出張相談料金も合わせていただきます。
毎度アリ。
2005/09/16
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