俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 568   シンデレラになりたくて。
 
若い子のキャバ嬢に対する人気に疑問を抱いている。
いや、どうせ雑誌が作ったイメージが先行してるだけなんだろうけどさ。
 
雑誌に書いてある事を真に受けてキャバ嬢に憧れてる子もいるだろうから、
その辺でちょっと俺も言うべきとこは言っておかねば。
Love at Nightを書いた俺にも責任があるような気は…しない。←しないの?笑
 
 
キャバ嬢はモテモテで彼氏がいて当たり前と思うかもしれないが、意外とそうでもない。
なかなか彼氏が出来ないキャバ嬢も多いんだよね。
 
接客業は毎日が出会いの連続に思えるかもしれないが、実はそうじゃない。
キャバ嬢は出会いが無いんだ。
 
正確に言えば、“イイ男との”出会いが無いんだ。
“どうでもいい男との”出会いは腐る程ある
 
 
その結果、理解者を求めて店のボーイだの店長だのと付き合う子も多い。
まぁ、身近な男女がくっつくのは自然な流れと言えるだろう。
 
だが、水商売の男で誠実な男はそうそういない。
それはホストだけじゃなく、キャバのボーイや店長でも同様だ。
俺の知る限りでは、水商売関係者の男性で浮気の経験が無い男は5%未満だった。
 
 
離婚率も高かった。
ホステスが出来ちゃった結婚して、所帯じみた途端に華やかさが無くなる。
旦那は水商売を続けて、若くてカワイイ新人に手を出す。
 
離婚するかどうかは3年以内に結果が出る。
半分以上が離婚するんだ。
「ウチらは離婚とかありえないし!」とか言ってるヤツらは特に。
 
まぁ、水商売には後先を考えてる人間が少ないから当然だがね。
後先を考えない者同士が結婚すれば、離婚する確率も高い。
 
後悔先に立たず。
店の中では頼りになるイイ男に見えたりするんだよねぇ…。
社会に出るとどうしようもない人だったりするんだけどね。
 
 
ボーイや店長と付き合いたがらず、
『店の男なんかで満足するような安い女じゃない』と思っている女もいる。
そういう女が入れ込むのは大抵がホストか“接待で飲みに来た”会社員だ。
 
何度も言うが、
ホストの9割はロクデナシ。
1割は人でなし。
1割はヒマつぶし。
 
ホストからすれば、客に本気になるなんざナンセンスな話だ。
キャバ嬢も『客は客でしかない』と思うくせに、
ホストにとって自分が客でしかないとは発想しないorそう思いたくないのだ。
 
“接待で仕方無く飲みに来た”と自称する会社員はチラホラいる。
そういう人は数パターンに分かれる。
 
・断わりきれないお人好し→悪い発展:優柔不断男
・長いものには巻かれる卑怯者→悪い発展:恋人には強気の内弁慶
・口先だけキレイ事を言うキャバレンジャー
・仕事熱心な男→悪い発展:家庭をかえりみない人
 
アタリもいるけど非常に稀だと言えよう。
ホントに世の中は落とし穴だらけだ。
ハズレを引かないためには見る目を養うべき。
 
 
しかし、そもそもキャバに来る人の中からアタリを捜すのはアホだ。
 
ダイヤモンドが欲しいヤツは採掘場に行くんだ。
砂利だらけの砂山に行くヤツはいない。
 
キャバに来る客の中から理想の恋人を捜すのは、
砂利の中からダイヤモンドを探そうとするのと変わらない。
 
砂利山で得られるのは石コロだけ。
見つけられるのはキレイに見えるガラス石か稀に模造ダイヤ。
火打ち石を見つけて、尻に火が付く子もいる。
(暴力の激しいチンピラまがいと付き合ったり)
 
ガラス石を見つけるような目を養っても、所詮はガラス石しか得られない。
そこに気付かない人も多い。
 
仮にダイヤを見つけたとしても、誰かの指輪(既婚者)だったりね。
盗んだ事が持ち主にバレたら面倒な事になるしね。
まぁ盗めるようなダイヤなんて、イミテーション(偽物)なんだけどね。
 
 
では、宝の山はどこにあるのか。
それを考えてみると、今のままの自分ではダメだと気付く人も多い。
 
鏡に映る自分が輝いていなければ、身分不相応だもの。
だから、自分を磨く必要があるわけだよね。
 
シンデレラは人間性がキレイだから、王子様が迎えに来るわけで。
偶然とラッキーを待ってるだけのブタには王子様は来ないんだよね。
 
シンデレラって良い話だと思うよ。
リアルな教訓が入ってて。
 
 
ウチの読者は自分に誇りを持って努力を続けるシンデレラばかりだよね。
不平不満を垂れ流すだけの利己的なブタはいないよね。
 
え…いないよね?
 
 
2011/06/06 (モバゲー日記より転載)


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