俺が嫌いな人種ってのが一種類だけいる。
俺は基本的に人を嫌わないのだが、この人種はどうにも我慢が出来ない。
それは心に愛が無い人だ。
「何をドラマのセリフみたいな事をホザいてやがんだ。」
と言われそうだね。
しかし大真面目だぞオレは。
愛が無い人。
いるんだよマジで。
ぞっとするね。
そういう人種は自己愛すらないんだ。
しかし愛された事が無ければ愛が無いのは当然。
そういう人間を作り出したのはそいつの親だ。
無気力、無感動。
無は何も生み出さない。
そういう人間が世界にゴマンといると思うと恐ろしい。
せめて自己愛でもあれば方向修正できるのに。
それすらも叶わない。
「余計なお世話」と言われればそれまでだし、俺もそこまでヒマじゃない。
「関わるまい」とは思うが、「それでいいのか?」とも思う。
そいつらに家族が危害を加えられたら、きっと俺は形も無いぐらいに殺しきるだろう。
俺はきっとそいつらを見下している。
同情もしている。
そういう負の感情は持たないようにしたいのだがそうもいかないらしい。
俺もまだまだ不完全だなぁ。
そいつらのマインドを変えたいとも思うがそれは傲慢では?とも思う。
修正出来るならしてやりたい。
俺も傲慢で偽善的なところがいっぱいある。
そういうところを気に入ってはいるのだが。
そいつらを敵と見るか憐れな小動物と見るか。
それとも仲間と見るか?
それによって自分の態度も天と地の差が出るだろう。
「性善説」なんて言った所でどうにもならないものもあるだろうよ。
願わくは俺の心が善に傾かぬ事を。
強い心は悪だろうか?みたいなもんかね。
完全な善人は騙されるだけか?みたいなもんでもあるかな。
俺も極端な人間だから悪の親玉か神しか目指してないんだよねえ。
中途半端な心は持ちたくないってこった。
人間らしいと言えば安心するかもしれないけどな。
まだまだ結論は出ねえな。
長い課題になりそうだ。
2003/01/28
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