現在、書いている途中の長編コラム「恋愛遍歴」が頭の片隅にあったんだろう。
舞台は高校だった。
クソみてぇな高校生活に嫌気がさしているという設定だった。
俺は席を立ち、授業をサボってプラつく事にした。
「おい、授業中だぞ!どこへ行く!」と担任の声が聞こえる。
「こんなクソみてぇな授業を受けるかどうかは俺の自由だ。」
そう吐き捨て、俺は教室を出た。
しばらくすると後から俺を追いかけてくる友達が居る。
現実には会った事がないヤツだが、この学校では友達らしい。
「あんな授業だったら受けねぇでプラついた方がマシだな。正解だよ有也。」
「あぁ、散歩でもするさ。」
しばらくうろついていると休み時間を知らせるチャイムが鳴った。
「とりあえず教室に戻るか。もう授業も終わってるだろ。」
しかし、ウチのクラスだけは授業が伸びていた。
「おまえらドコに行ってた!」
担任の怒号が聞こえる。
ダチは担任といがみ合って教室を出て行った。
俺はすぐに彼に着いて行った。
「気にすんな。あの教師はクソだ。相手にするだけ時間の無駄だよ。」
「あぁ、そうだな有也。」
廊下の窓にもたれながら俺たちは会話をしていた。
すると、突然の大地震が起こった。
震度5ぐらいだろうか。
「マジか!窓際は危ねぇ!そこから離れろ!」
俺がダチにそう言った瞬間、ヤツの立っている地面が突然持ち上がった。
「地盤隆起だ!飲まれんなよ!」
俺は必死でその土の波に飲まれないよう避難した。
デカイ岩や土の塊が転がってくる。
間一髪のところで避けつつダチを見る。
学校は線路沿いにあった。
地盤はどんどん持ち上がり、線路を持ち上げ捻じ曲げた。
ダチはその地盤に持ち上げられていく。
「今電車が来たら脱線する!」
夢の中では恐れている事は全て現実になる。
電車はフルブレーキで突っ込んでくる。
ダチは間一髪避けた。
電車はそこでなんとか止まったがどうにも動けずにいる。
俺は校舎の非常階段を駆け上って上から様子を見る事にした。
カンカンと駆け上ると多少場面が変わった。
目の前には鉄格子のドアがあり、中からサルが顔を出している。
ちなみに寝る前に「これから日光に行くんです。」というメールを貰った。
「サルには気を付けて。」という返信をしたが、それが夢に出たんだろう。
鉄格子の中に居ればサルも怖くはない。
しかし俺はドアの中に入りたいと思った。
サルを撃退しなければ。
その辺にあった棒でサルを追い払い、中に入った。
なんかどこかで見たような景色だ。
トゥームレイダー2か3のジャングルにある小屋がモデルか?
まぁいいや。中に入ろう。
中に入ると元カノのエミ(現在、ダンナに浮気されてる子)が居た。
「おかえりゆうたん。一緒に寝よっ。」
俺はエミと添い寝していた。
しかし、ふと立ち上がり「こんな事してる場合じゃないんだ。」と一言。
何かを忘れている。
俺はエミに「出かけてくる。」と言って部屋を出た。
小屋の中の他の部屋を見るとビニール袋があった。
俺はそれを拾って見た。
中には5,6種類のクスリが入っていた。
それを持ってエミのトコに戻った。
エミはクスリを見るなり「何それ?」と言った。
俺は「これを飲むと元気になるんだよ。」と言って見せた。
その時うっかりクスリをバラバラと落としてしまった。
俺はそれを拾い集めて一気に飲んだ。
エミが抱きついてきた。
「ゆうたん、離れちゃイヤだよ。」
「あぁ、離れないよ。」
ふと、ジュースが飲みたくなった。
俺はエミを抱きしめたまま部屋を出た。
「あれ?ドコ行くの?」
「ん?いや、別に。」
外に出るとすぐに3台ほど自販機が並んでいた。
「あ!ジュース飲みたいんでしょ!」
「ちっ、違うよっ。ちょっと待って。」
と言いつつジュース購入。(笑)
そこで目が覚めた。
2004/03/20
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