今日は楽しかったか？
：解説：
今日は朝っぱらからイチャイチャした後、
宅配便を午前中に一個と午後イチで一個受け取ってからお出かけしました。
平日は荷物を受け取れないので土曜はまとめて受け取りです。
ファミマカードが届いたぞ〜。バンザーイ。
で、家を出るとやたらとフラつくのです。
どうしたんだろう。クラクラするなぁ、とか思ってました。
すると、俺の顔を見てゆうながこう聞いて来ました。
「どうしたの？なんでさっきからそんなにテンション低いの？」
「いや、なんかさっきからちょっとフラフラするんだ。エッチし過ぎかねぇ。」
「外で言わないで〜！」
軽く怒られました。ワーン。イヒヒ。
外はわずかに小雨が降ってきました。
「どうする？雨が降るっぽいよ。電車で行こうか。」
「私はどっちでもいいよ。」
「じゃあ電車。」
都営地下鉄大江戸線に乗り、俺とゆうなは新宿駅に向かったのです。
『どうやらこれは風邪だ。』
歩いていて気付きました。
『これは風邪の諸症状によく似ている。』
クラクラする・体がダルい・ノドが痛い・熱っぽい・寒気がするなどの症状。
でも風邪は引き始めが肝心。
『栄養ドリンクでも飲んで気合い入れれば治んべ。』などと思った俺は、
薬局を発見するなり『リポビタンＤロイヤル(500円)』を買い求めました。
1000円のユンケルと迷ったのですが、そこまでじゃねぇだろうとナメてかかりました。
10分後。
う〜ん、一向に良くならない。
どころか足がダルくて重くて困ったぞコリャ。
とりあえず、どっかでご飯を食べようと言いました。
「私の好きなお茶漬け屋さんに行く？」
「行く！」
新宿に着くまでは寿司を食おうと思っていたけどお茶漬けなら消化に良さそうだし、
わざわざお茶漬け屋と言うからには、そこのお茶漬けはそこそこ美味しいんだろう。
そんな事を思い巡らせながら行きました。
注文したのは炙り明太子と水菜のだし茶漬け大盛り。
体調が悪いのに大盛りを頼んだのは量が少ないんじゃないかと思ったからです。
きっと、お茶漬けというからにはクッパのレベルじゃないだろう、と。
結果、大盛りでちょうど良かったです。
味も美味しかったし、少し元気が出ました。
しかし、油断してはイカンのだ。
そう思い、薬局で葛根湯を購入。オエッ、マズイ！
『良薬口に苦し』ホントに良薬だったら別にいいんだが。
「さて、どこに行こうか？」
「帰ろう。」
「え？なんで？」
「だって体調悪いでしょ？ムリしたらダメだよぅ。」
「大丈夫〜。」
「大丈夫じゃないでしょ〜早く帰るよ〜。」
そう言ってゆうなは俺を改札の方に引っ張って行ったのでした。
俺は二人でデートしたくてしょうがないってのに。
「俺がゆうなと出かけるのをどんだけ楽しみにしてたと思ってんだい。
明日オマエはガッコーだし、来週も文化祭で時間が取れないだろ。
だから今日しかないんだってば。だから行くよ。」
「もう〜。」
ゆうなが俺を引く手が緩みました。しめしめ。
でも、ホントは俺が行きたいだけじゃないのです。
ゆうなは前々から二人でお出かけしたいと思っていたのです。
ここ最近、出かける時は誰か他の人も一緒になる事が多く、
ゆうなとしては二人っきりのお出かけがしたかったと思うので、
それを俺の体調が悪いくらいの事でキャンセルするわけにはいかなかったのです。
そして手を繋いでウインドウショッピングの旅に出かけました。
雑貨屋フランフランとか東急ハンズとかタカシマヤタイムズスクエアとか。
ゆったりしたソファーに寝っ転がったり、面白い形のイスに座ったり、
ゆうなだと思ってたら違う子の隣に立ってて、ビックリしてキョロキョロ探したり、
立ち作業用パソコンアームを動かしてみたり、足マッサージ器を試したり、
ＦＥＮＤＩのショップに行って「作りがチャチぃくせに高ぇ。」と暴言を吐いたり、
ＣＥＬＩＮＥに行って「セリーヌ八王子っていう風俗店があったっけ。」と言ったり、
ＧＵＣＣＩに行って「100点に１点だけユウゾウって書いてあるんだよ。」と言ったり、
そんな感じでウインドウショッピングしました。
で、最後に南口のＧＡＰにお買い物をしました。
ゆうなのタートルネック２枚と麻のパンツとＴシャツ。
それらを試着したゆうなはとても可愛かったので買ってやりました。
前から何か買ってあげようと思ってたのです。
付き合ってから何もプレゼントしてないし。
「誕生日でもないのに何で買ってくれるの？」
「う〜ん、なんとなくだ。」
ただ、ゆうなが可愛いから買ってあげたのです。
それ以外に深い理由は無いのです。
でも、そんな事を言ったらバカっぽいので言わないでおきました。
こうやって『日々の一言』に書いちゃったから後でバレるけど。(笑)
その後、ゴハンを食べにすぐ近くの『ベジダイニング』へ。
味はすっげぇ普通でした。値段は高いくせに。
『黄金の蔵』にすれば良かったかもしれないなぁ。
あ、でもカシスグレープフルーツは美味かったかも。
その後はゲーセンのＵＦＯキャッチャーでラジオ付きゲームを取ってやって、
２人で新宿西口からバスに乗って家に帰りました。
帰る途中でまた少し体調が悪くなりました。
「ほら、ムリしちゃダメって言ったでしょ〜。」
「今日は楽しかったか？」
「うん。」
「なら良し！」
なら良しなのです。
家に着いてから、すぐにベッドに寝転がりました。
ゆうなは明日も大学に行く用事があるのにかなり遅い時間まで一緒に居てくれて、
冷えピタ張ってくれて、マスクも付けてくれて、ルルのど飴買ってきてくれて、
明日のご飯を俺が買いに行くのが辛いだろうと考えて、
色々と明日起きてから食べられそうなモノも買って来てくれました。
ゆうなが帰る時、「ありがとね。」って言いました。
そのまま俺はクテンと寝ました。
『あぁ、ホントにゆうなに出会えて良かったなぁ。』と思いながら。
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