ほら、くれてやるよ。
:解説:
珍しく、兄貴が実家に帰ってきました。
明日、同窓会があるから東京に来たんだとか。
で、弟の誕生日から間も無かったので家族でご飯を食う事にしました。
弟は20歳の誕生日だったので祝い金をあげました。
で、俺が「ほら、くれてやるよ。」と1万円あげたら、
兄貴が「オイ、ちょっと待て!」と言ったのです。
「ん。なんだ?何か不都合でもあるのか。」と俺が兄貴に聞くと、
「オマエが1万円あげたら俺も1万円はやらないとダメじゃねぇか。」とのこと。
なんてセコイ発想だオイ。
とはいうものの俺も1万円にしたのには理由がありました。
兄貴はいつもこういう時に奮発するのです。
俺の中では兄貴が3万円くらい出すんだと思ってました。
なので「俺もせめて1万円はやろう。」と思ってたのです。
兄貴がそんな考えだったのなら2人で5000円ずつで良かったかも。
まぁいいか。弟も喜んでたし。
それほど金に執着もしてねぇからどうでもいいや。
|