日々の一言。
それでは言ってみますか。

だらだら行くぞー!GO!

 06/05/16(火)    朝日新聞の勧誘員に一言。
アンタなんなんだ、オイ。
:解説:
ゆうなの家でゆうなとイチャイチャしてる時に、
ピンポ〜ンとチャイムが鳴りました。
 
「誰だろう?」
「とりあえず、出てみ。」
 
「ハイ?」
ゆうなはインターホンを取りました。
 
「え?集金?うちは自動振り込みにしてあるはずなんですが…。」
 
 
ゆうなは一年間の契約で朝日新聞を取っているのですが、
この地域の朝日新聞の営業所の連中はキチガイばかりらしく、
この辺で何回もトラブルになっているのです。
 
1:数日、留守にすると数日分の新聞を無理矢理ポストに押し込んで入れる。
これにはゆうなと同じアパートに住む他の住民も困っている人がおり、
ポストに『新聞はムリヤリ入れず、下に置いて下さい』と貼り紙をするが、
配達員はそれを全く無視し、構わずギッチギチに押し入れる始末。
 
2:契約をしてないのに勝手に新聞を入れ、料金を請求する。
サービスかと思いきや、完全に向こうの手違い。
それなのに「読んでたんなら払ってくれなきゃ困る。」と言う。
 
3:長期休暇で田舎に帰省したりなど、長く家を留守にする際、
その間は新聞を入れないように事前に頼んでも構わず入れる。
「入れるな。」って言ってもムダ。
家に帰るとポストがエライ事になってます。
 
 
こういったトラブルがこの辺ではたびたび起こり、
朝日新聞のHPに直接メールをしたりするも、状況は変わらず。
 
たまり兼ねた住民が管理人さんにもそれを言い、
『朝日新聞お断り』という貼り紙をするも、ビリビリに破り捨てられていた。
 
 
とまぁ、こんな感じの営業所なわけですよ。
 
 
で、今日はゆうなが自動引き落としにしてるのに、直接集金に来ているようです。
 
 
「…はい、はい。…いや、もうかなり前に引き落としにしてるんですが。」
 
ゆうなの顔が不機嫌になってきました。
ゆうなは朝日新聞だけは大嫌いなのです。
 
「…え?今、朝日新聞の集金に来てるんじゃないんですか?」
 
 
なんか、話がややこしくなってる予感。
 
「も〜、なんなの〜!?」
ガチャ
 
ゆうなは不機嫌にインターホンを切った。
 
「どした?」
 
「ん〜なんか最初、新聞の集金だって言うから、銀行からの自動引き落としにしてるって言ったの。」
「うん。」
 
「そしたら、『朝日新聞にしませんか?』だって。おかしくない?」
「ハァ?朝日新聞の集金をしようとしたんだろ?」
 
「うん、それなのに朝日新聞に乗り換えろってどういうこと?」
「あそこは他の新聞の集金詐欺までやってんのか?」
 
「なんか、サギっぽいよねぇ?あ、隣にも来てる。」
隣の家から、かすかにピンポーンという音が聞こえた。
ゆうなのアパートはオートロックなので、アパートの入口から各部屋にインターホン呼出しが出来る。
 
「・・・片っ端からやってんのかなぁ。」
 
というわけで、怪しんだオイラは直接そいつに文句を言いに行った。
まだ玄関にいるんだろう。
 
 
どんなオヤジだか知らないが、後ろめたい事があるなら、
直接、文句を言われた時に少しは怖じけづくだろう。
そこを見極めてみるか。
 
 
しかし、以前ダチが新聞配達のバイトをしていた時、
「新聞配達の仕事をしてる人ってねぇ、ホント意味がわからないヤツが多いわ。
 俺の居るトコなんて前科がある人も何人か居るしね。
 そのうち一人はケンカでリンチして人を殺して逃げてるって言ってたもん。
 もう既に他のヤツも何人か捕まってんだって。
 まぁ住み込みだし、誰でも出来るし、得体の知れない人は多いよ。」
と、こんな事を言っていたのを思い出した。
 
 
大丈夫かな。
ちょっとドキドキしながらアパートの玄関へ。
まだヤツはいるんだろうか。
 
 
I・T・A(いた)
 
かがんでなんか伝票みたいなのを整理してやがる。
後ろ向きでケツの方しか見えないのでどんなヤツかはまだわからない。
 
先制攻撃だ。
 
「アンタなんなんだ、オイ。」
 
ヤツはゆっくりと立ち上がり、こちらを振り向いた。
 
「え?あ、どうもこんにちは。お世話になっております。」
 
腰低〜い!
弱そう〜!
 
もっとずうずうしいカンジのオッサンかと思ったけど、
そこに居たのはむしろシロウト臭プンプンの気弱そうなオヤジ。
 
いやいや、普通に見えるヤツに限って危なかったりするもんだ。
人を見た目で完全に判断してはいけない。
『人は見た目が9割』だけど、残りの1割で意表を突かれる可能性もある。
あくまでもこっちのペースで行こう。
 
「アンタ、朝日じゃねぇの?」
「あっ、ハイ、お世話になっております。」
 
「だったら、それ(手に持っていたリスト)に書いてあんだろ。」
「スミマセン、私、新人なもんで…。」
 
パラパラとリストをめくり、確認するオッサン。
 
「スミマセン、こちらには伝わってなかったようで…。」
 
相変わらず、仕事のいい加減な営業所だ。
こんな事だから、めったに人を嫌わない・ムカついたりもしないゆうなが朝日新聞だけは毛嫌いするんだ。
 
「それと、朝日には『もう来るな』って言ってあるんだよ。」
「あ、スイマセン。知らなかったもので…。」
 
俺は軽く「チッ」と舌打ちして横を通り過ぎた。
 
 
ヤツらは女性相手だと、いつもかなり強気に出るらしいので、
今回の威圧で多少なりとも懲りればいいのだが。
 
『ウチみたいに日経新聞をとれば良かったのに。』とは思うが、契約はまだ続いている。
途中で解約なんてのも無理だと言われたそうだ。
 
 
朝日新聞、大嫌い。

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