日々の一言。
それでは言ってみますか。

だらだら行くぞー!GO!

 04/03/24(水)    役所行って一言。
返り討ちだぜ・・・。
:解説:
今日は役所に行ってきました。
今回、役所に行った理由は二つ。
手帳の再発行申請と学生免除申請です。
 
「学生の間は免除になるからその申請に行って来い。」
「それと手帳が無くなったから再発行も頼んで来い。」と親に言われてね。
 
ちなみに、国民年金を一度も払ってない上に年金手帳を見た事も無いんです。
手帳は紛失したんだかなんだかわかんないけどとにかく無いの。
母いわく、「引越しの時に探したけど無かった。」との事。
 
しかし、俺はこの年金制度ってのがどうも腑に落ちねぇわけですよ。
いわば国がやってるねずみ講じゃねぇか。
 
「多分、人口は増え続けていくだろう。」
こんなアホな考えから作り出された年金制度。
 
「支払う事は国民の義務」か。笑わせんなコラ。
今や少子化社会になっているにも関わらず、時代錯誤もイイトコだ。
 
子供の世代が親の世代の年金を支給する。
これが年金制度の支払いの原点。
増え続けてりゃ問題無かったわけだよ。
 
しかし少子化が進む昨今、国民の中にはこんな不安が芽生えた。
「少子化によってそんなルールが通用しなくなるんじゃ・・・。」
 
これに薄々気付き始めた団塊の世代。
「自分が支給開始年齢になった時には本当に貰えるんだろうか?」
どうにか逃げ切りたい団塊の世代。
 
一方、今の若年層には国民年金を支払わずにバックレている者が多い。
(俺もその一人だが。)
ちなみに国民年金は2年払わないと時効になってしまうのだ。
2年以上経った未納分はさかのぼって払う事も出来ないし、請求される事も無い。
若年層のフリーターが占める割合も増え、いよいよ国民年金は成立しそうになくなってきた。
 
そこで今後は請求専門の要員を雇い自宅まで請求に来るらしい。
銀行口座の差し押さえもやるとか。
 
こうなってくると本当に「本人のため」の年金なのか分からなくなってくる。
国民一人一人の将来の生活を安定させるための制度なんちゃうんか、と。
本末転倒とはまさにこの事。
 
「あなたの将来のためなんですよ!払いなさい!国民の義務ですよ!」
「なんでおまえらの皮算用に付き合わなきゃいけねぇんだ!フザケンナ!」
 
今日まで俺の頭の中では年金制度ってのはこんなノリだった。
 
さて、大きく逸れたが話を戻そう。
 
俺は家を出るときにオカンと軽い論争になった。
 
「なんで払わなきゃいけねぇんだ。こんなの20年後には消えてるぜ?」
「バカね、今払っておかないと将来困るのはアンタよ?」
「だから、国の皮算用に付き合うのは馬鹿馬鹿しいっての。」
「何言ってんの。じゃあ老後はどうやって生活すんの。」
「民間(銀行とか)の年金商品だってあるじゃねぇか。」
「国民年金ってのは支払われる額が保証されたものなんだよ。」
「20年後にも同じ事が言えるかな?」
「銀行とかの個人年金だって銀行が潰れたら終わりでしょ。」
「国民年金は潰れるのが目に見えてる。とにかく俺は払わねぇ。」
「バカねぇ。将来困るのに。」
「俺は役所の連中に言ってやるよ。払わないって。」
「ハイハイ。」
「絶対払わねぇよ。アホらしい。」
「気を付けて行っておいで。」
「絶対に言ってやる。」
「ハイ。頑張って。」
 
俺は役所に着くまでこのテンションを維持してた。
役所に着くと駐車場から出ようとする一台のワゴン車があった。
何気なくそのワゴン車の車庫出しを見ていた。
車の両脇には鉄柱があった。
運転しているオバちゃんは両脇にある鉄柱を見ずにバックさせていた。
俺は「・・・ぶつけそうな予感」と心の中でつぶやいた。
ガツン!バキバキ!
期待を裏切らないオバちゃんのドライビングテクに
「アホか。」と独り言を言いながら役所に入っていった。
 
さて、役所に入ると正面に社会保険庁の出張ブースがあった。
オカンに渡されたハガキを見て、そこで間違い無い事を確認。
「さて、決戦の時だ。」と心の中で気合いをいれ、係員の前にドカッと座った。
 
向こうの第一声は「ハイ、どんな御用でしょうか?」
俺はひるんだ。
・・・こいつやけに丁寧だな・・・。
 
20分後・・・。
 
社会保険庁と役所の職員のあまりの丁寧さに俺は打ち負かされていた。
 
学生免除というものは本来、4月に申請するべきものなのだが、
年度末という事で来年度分も特別に受理してもらった。
さらに学生免除は申請月の前月分までしかさかのぼって免除されないのだが、
今回は特別に1月に出した事にして昨年の12月分まで免除になるようにしてくれるとの事。
さらに今まで払ってない事に関して何か言われると思っていたのだが、
職員さんは丁寧にこう言ってくれた。
「もし無理なく支払えるようであれば一ヶ月分ずつでも構いませんのでお支払い下さい。」
 
・・・俺が間違えてたよ。
役所の職員さん、社会保険庁の職員さん、ありがとう。
俺・・・今まで年金を徴収する人間は敵だと思ってた。
でも・・・今度からは年金納めてみようかと思ってるんだっ。ヘヘッ・・・。
変かな・・・?笑わないでくれよ。
俺も将来の事、真面目に考えてみるよ。
 
・・・危ねぇ!
きっとこれもヤツラの作戦に違いない。
特別扱い効果でオレサマを懐柔しようってか?
甘い!甘いんだよこの税金泥棒どもが!
 
何!?彼らを悪く言うヤツはこの俺が許さん!
彼らはキミのためを思ってそうしてくれたんだ!
まだわからないのか?この意地っ張りめ!
 
うるせぇ!
ヤツラにしてみりゃ少しでも払うバカが増えるためのちょっとした作戦に過ぎねぇんだよ!
それをあっさり引っ掛かるバカがいるか!
 
キミは・・・心まで病んでしまったのか?
彼らはキミのためを思ってだなぁ・・・。
 
違う・・・信じたらバカを見る世の中なんだ・・・。
 
今、俺の中では天使と悪魔が戦っている。(笑)
 
 
さて、揺れる心は無視して今日の一曲。
氷室京介 「KISS ME」
俺のモノマネの十八番、氷室京介の一曲だ。
この歌は特に大好きでね。
ちなみに俺の親友のSaityは寝言でこの歌を最初から最後まで熱唱したという伝説を持っている。
Saityの家族からそれを聞いた時は笑ったね。
しかも寝言だからすげぇオンチだったとか。
寝言で最初から最後まで歌うヤツの話なんてそれ以外に聞いた事が無い。
だからこの曲はSaityにとっても俺にとっても特別思い入れがある曲なのだ。(笑)
 
ちなみに俺がどのぐらい似てるかって言うと、
水商売をやってる時代にグラスを洗いながらこの曲を口ずさんでたら、
店のママ(当時30歳)がキョロキョロ周りを見回してね。
俺が歌いながらママの顔を見ると、ママは驚いた表情で、
「えー!今歌ってたの有也?有線が流れてるのかと思ったー!」と言ったぐらいだ。
「そこまで似てるかなぁ?」と謙遜すると、「他のも歌って。」とせがまれた。
自分でも多少似てるとは思ってたんだが、自己満足の粋だと思ってた。
それからというもの、氷室のモノマネだけは自信を持てたね。

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