やっぱ人相で決めなきゃいけねぇや。
：解説：
俺は議員選挙の投票の時、いつも顔で選ぶ事にしてます。
ハッキリ言って会って話さないとわかんないもんね。
でも立候補者の全員と会うわけにもいかないんだ。
公約なんて守るかどうかわかんねぇし、そいつが言った事なのかもわかんねぇ。
だから政権公約ってのは俺にとって選ぶ時の消去法の材料の一つ。
最後に残ったヤツラの人相を見て決める。
そこは自分のカンだけ。
色んな人と接してきた自分のカンを試すべき時。
そういや、俺が小学生の時にオウム真理教が政党を作って選挙活動してたんだ。
俺は各地に貼ってあるオウム真理党のポスターを破って歩いた。
中野の駅前でオウム真理党が演説してる時は、
わざわざ風船を受け取りに行ってその場で割ったり、
政党の公約について書いてある紙をその場で破いたりもした。
親にはメチャ怒られたけど俺は信念持ってやってた。
その信念とは「こいつはとんでもなく悪いヤツな予感がする」というモノだった。
案の定、数年後にその予感は当たり、オウムは犯罪に走った。
長官狙撃したり弁護士一家殺したり地下鉄にサリン撒いたわけだ。
俺はそういう事もあって人を見る時の自分のカンだけは結構信じている。
政治家なんか悪代官みたいな顔のヤツがいっぱいだからねぇ。
顔で判断しちゃいけないって？
人は見た目で判断するなって？
いやいや、会った事もない人を盲目的に信じたくねぇだけだよ。
頼れるのは己の直感のみ。
今日の一曲。
E-ROTIC 「Fred,Come to bed」
高校時代、恋愛でウダウダしそうな時はこの歌聞きながらバイク乗って
ムリヤリ頭の中すっ飛ばしてました。
デカいヘッドホンしてたから当然ヘルメット無しで。
パトカーや白バイに追われる事もしばしば。
そんな時はアドレナリンがドバドバで頭の中もハイになってて、
「捕まえてみろや、クソ公務員が！」とか言って中指立ててました。
そんな事でしか辛さは紛らわせなかったんだ。
俺にとっちゃ捕まろうが何しようが関係無かった。
ただ寂しくて代わりにバイクのマフラーに泣いてもらってただけなんだよ。
「クソがぁ！何もかも上手くいかねぇ！」ってな。
みんな、暴走族を見たら「頑張れ」と一声掛けてやってくれ。
泣きたくねぇからバイクで泣くんだ。
つまんねぇからバイクで吠えんだ。
行き場の無い憤りを夜の街にぶつけて。
本当は不器用なんだって。
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