日々の一言。
それでは言ってみますか。

だらだら行くぞー!GO!

 04/09/19(日)    夕方に一言、夜に一言。
やべぇ!今日は熱い!
:解説:
型抜き屋の純利益9800円達成!
最高記録っすわ〜。
 
先週はヒドかったもんね。
やっぱ人生はプラマイゼロになるんだなぁ。
 
ちなみに今日は二枚抜かれました。
800円の型と300円の型と。
それが無ければ純利益も10900円だったんだが。
まぁお客さんにも還元しないとね。
それが型抜き商売の鉄則ですわ。
 
 
さらに今日はもう一言。
あぁ!?コラ!!
:解説:
それから地元に帰ったらお祭りやってたんですよ。
家に帰って荷物置いてから家族に「型抜きやってるのかな?」と聞くと、
「奥の方でやってたよ。」との事。
 
家から神社までBダッシュで行きました。
飯も食わずに。
早く行かないと終わっちゃうからね。
 
で、型抜き屋のオッサンに100円渡して型抜きスタート。
300円の剣の形をした型を見ると、形がうっすら消えかかってました。
あとでイチャモン付けられる原因になると見越して、
「ココの柄の部分、消えかかってるんだけど。」と言うと、
「そこは何とか自分なりにやって。」と言われました。
 
「よし、イチャモンの原因になるものは元から断った。プロの技を見せたるわい!」
と思い、気合い入れてやりました。
 
で、30分ほどでアッサリ抜きまして。
オッサンに持って行ったんです。
 
「おじさん、抜けたよ。」
「ん〜?ちょっとココが残ってるなぁ。」
 
イチャモン付けてくるのは予測してました。
テキ屋のオヤジってのはいつもそうだ。
 
しかし、わずかにバリが残ってるのは確か。
「わかった。今から直すよ。」と余裕の一言をくれてやり、
そこから2分ほどで仕上げをしました。
 
「おっちゃん、出来たよ。」
しかし、オヤジはシカト作戦に出ました。
片付けをしてて聞こえないフリです。
 
しかし、そんなのにめげる俺様じゃありません。
オヤジの目の前に出来上がった型を差し出して、
「ハイ、出来た。」と一言。
 
今度は完璧。
オヤジも文句の付けようが無いだろう。
そう思ってました。
 
ところがオヤジはこう言い放ちました。
「ココんトコが真っ直ぐじゃねぇ。」
お得意の理由無きイチャモンです。
 
「だから、そこは最初に聞いたでしょう。消えてるけどいいの?って。」
「これじゃダメだ。」
 
「いや、金は払ってもらうから。」
「ダメだっつってんだろ。」
 
「いや、どう見てもちゃんと出来てるだろ。」
「口の聞き方、気を付けろ!殺すぞコラ。」
 
「アァ!?」
温厚な有也くんも少しキレました。
 
そしてオヤジは片付けながら再びシカト作戦です。
 
「あぁ!?コラ!!ちゃんと出来てるだろうがよ!
 300円くらいちゃんと払えや!!」
 
周囲の人が振り向くくらいの大声で怒鳴りつけてやりました。
オヤジはこちらを見て再び、いぶかしげな顔をしながら型を手に取りました。
 
「金はキッチリ払ってもらいまっせ!!」
気分はもうミナミの帝王の萬田銀次郎。
 
その時、テキ屋仲間のお兄さんがこちらに向かってきました。
どうやら、俺の声を聞きつけて場を収めるつもりのようです。
 
たとえ胸ぐら掴まれようと大義はこっちにあるんだ。
大義があればたとえヤクザが相手だろうと引く気は1ミリもねぇ。
 
それにココで問題を起こしたら、こいつらは今後この神社に出店できなくなる。
そうなれば困るのはこいつらの方だ。
相手もそこまでバカじゃねぇ。
そのぐらいはわかってる。
場を収めようと思えば300円くらい払う気にもなるだろうよ。
だからこっちは強気で行くんだ。
 
そのお兄さんがオヤジに目で合図を送ると、
オヤジは型と配当表の見本を見比べました。
そしてあっという間に態度を変えました。
 
「おぉ、出来てるよ。上手いじゃねぇか。」
今までのやりとりは何だったんでしょうか。
急に笑顔です。このオヤジ。
 
なんか無性に腹が立ったのですが、こらえときました。
 
「だから言ったでしょう。俺はプロなんです。どんな型でも抜けますよ。」
「このオヤジ、金を払う事にしたな。」と悟り、
俺も普通の態度で接してやる事にしました。
 
そして300円貰って帰ろうとすると、
オヤジは白々しく「また来てくれよ。」と言いました。
俺は「俺が来たら店の売り上げが減って迷惑になるから来ませんよ。」と言っておいた。
 
「そんな事言うなって。」
どこまでも白々しいオヤジ。
うっとうしいのでシカトして家に帰りました。
 
 
まぁ最後に一言。
金払いの悪いテキ屋は見てて気分が悪いもんだ。
ああいうアホがテキ屋の社会的地位を下げてるんだ。
俺はそういうオヤジからは容赦無く金を取る。
 
それに同じ型抜き屋としてイチャモンは許せん。
キンタマ付いてんなら男らしく気持ち良く金を払うべきだ。
 
 
今日の一曲。
HEDWIG AND ANGRYINCH
「ANGRY INCH」(2回目)
怒りの1インチ。
あのオヤジへの怒りを吹っ飛ばすにはこれしかないね。
 
聴く前はメッチャイライラ。
聴いた後は気分爽快。
 
そして締めにオフスプでも聴けばOKでしょう。
なるべく怒りの感情も持ちたくないからな。
怒りも負の感情の一つだ。
 
アゲアゲでGO!

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