日々の一言。
それでは言ってみますか。

だらだら行くぞー!GO!

 04/09/24(金)    研修旅行最終日の一言。
これがカギなのか・・・?
:解説:
長野の善光寺に行って来ました。
俺、去年は知らなかったけど超有名な寺だったみたいね。
善光寺の本とかいっぱい出てるし。
 
さて、この善光寺。
本堂で「お戒壇巡り」ってのがありましてね。
 
本堂の地下の真っ暗な中を右の壁伝いに進んで行くんです。
ホントに真っ暗っていうか何も見えないらしい。
 
で、目的は「カギ」とやらに触る事。
それがどのようなものなのかはわからなかったんだけど、とりあえず入ってみました。
 
クラスメートのさとみと一緒に入ったんですが、
50cmくらいの距離に居ても全く見えない。
仕方が無いので声で位置確認。
 
途中で俺は面倒になってきてケータイのスポットライトを点けるという暴挙に出ました。
これにはさとみ、後ろから来ていた一年生のTちゃんとそのツレの子もブーイング。
俺はしぶしぶ消しました。
 
そしてカギらしきものを発見。
カギ?っていうかドアノブみたいなの。
 
みんなは「あ〜これだこれだ〜!」と言ってたが俺はそう思えなかった。
「これはドアノブであってカギじゃねぇだろう。」みたいな。
 
そこで俺は再びライトを点けるという暴挙に。(笑)
辺りには他にそれらしきものは見えず、「これなのか」と納得。
 
地下を出てからその辺に居た人に念のため聞いてみた。
「カギってドアノブみたいなヤツの事ですか?」
すると、「そうだよ。あれが本堂の御神体の下に通ずる所なんだ。」との事。
 
なるほど〜。わずか30mばかりのトコに入場料500円出した価値がありました。
もう一生入らねぇと思うよ。
 
 
善光寺にはおみくじが売っていたので俺は2つ引きました。
普通のおみくじと恋みくじと1つずつ。
 
そしたらなんと両方とも大吉!
さとみもTちゃんもそのツレの子も大吉は出てませんでした。
まぁ俺の強運に勝てる人間も居ないだろうけどな。
 
証拠に写真撮っておきました。
まぁオマエらも拝んで俺の運にあやかればいいよ。
画像は一番下に載せておきます。
 
あ〜ちなみに恋みくじにはこんな事が書いてました。
真実の愛を知った二人です。もう別れられません。
 
・・・彼女居ませんけど!
 
あ〜ちなみにこうも書いてあった。
運勢は今が一番良い時です。
心変わりすることなく慶びの日を迎えるよう決心しなさい。
よい生活が訪れます。
浮気の恋は強運を招きます。
 
命令口調な上に脅しかテメェ!
 
名物のソバ、美味しゅうございました。
名物のおやき、美味しゅうございました。
なんだかんだ言って善光寺は行ってよかったと思うよ。
 
 
あとは東京に帰るだけだ、と思ったその時。
帰りにクラスの留学生の女の子フォンちゃん(仮名)が
銀行のキャッシュカードを失くした事に気付いた。
 
有也「ポケットに入ってるんじゃ?」
フォン「無い!もう探したの!」
みんなでジャケットやら財布やらを捜索。
何処にも見当たらない。
 
「ドコかで出したの?」
「デイリーストアのATMで使えなかった。」
 
有也デイリーにダッシュ!
集合時刻まで残りあと5分。
 
コンビニの店員「いや〜届いてないですねぇ。」
 
「交番に届いてるかも!」
「ワタシ、バス停の方を見てくる!」
 
「今日付けではウチの交番に届いてないですねぇ。本署に聞いてみて下さい。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「これ、本署の番号とウチの交番の番号です。」
「どうもです!」
 
心当たりは探した。
これ以上は捜索も無意味だろう。
 
「しょうがねぇ、とりあえずカードを止めよう。」
「うん。わかった。」
 
「銀行に電話だっ!」
「掛けてるけど電話が繋がらない。」
 
「ええ!?ありえねぇだろ!」
「繋がらないよ。ほら!」
ツーツーツー
電話からは無機質な信号音が聞こえる。
 
「とりあえず、集合場所に行こう!俺、自分の班のみんなのチケット持ってるし。」
「うん。わかった。」
 
新幹線の発車時刻まで残り20分。
 
「誰か三井住友のカード持ってる人!あ、ある?貸して!」
 
裏に書いてあるフリーダイヤルに電話する。
 
「ケータイからじゃ通じないんだ!」
先生がしまった、という表情を浮かべる。
 
「いや、公衆電話だ!あれなら金入れないでそのまま掛けられる!」
 
公衆電話にダッシュ。
 
事情を説明する。
「ご本人様と代わって頂けますか?」と担当のお姉さん。
 
しかし、フォンちゃんは日本語があまり得意ではない。
ところどころで俺と代わりながら電話を続ける。
 
発車時刻まで残りあと5分。
「それでは口座の確認をいたします。しばらくお待ち下さい。」
 
しばらくして、
「カードでのお取引を一旦停止するという事で宜しいですか?」
「はい。お願いします。」
「それではご本人様に暗証番号の確認をさせて頂きます。
 音声の後に暗証番号とシャープを押してください。
 それではご本人様に代わって頂いて宜しいですか?」
 
「うぉぉぉ!時間がねぇぇぇぇ!」
「大丈夫かなぁ?」
「大丈夫。ドラマはこういう時、ドラマは絶対に間に合う。」
「これはドラマじゃねぇから!現実見ようよセンセー!」
 
暗証番号を確認、シャープを押して口座の確認が取れた。
先生が電話を代わり、「新幹線の時間だから後で掛け直す。」と言って
電話の担当のお姉さんの名前を聞いて切った。
 
一同、改札に全力ダッシュ。
「ホームはどこだぁぁ!」
「あ!13番線あさま!先生、あそこだ!」
「うぉぉぉぉ!」
全力で階段を駆け下りる。
 
ナメック星が爆発する寸前の悟空の気持ちが少しだけわかった。
何とかギリギリセーフ。
俺らが乗って1分もしないうちにドアが閉まった。
 
「よかった・・・。」
ほっと胸を撫で下ろす一同。
 
 
その10分後。
フォンちゃんが俺の席にやって来た。
「ゴメン・・・。」
「いいよいいよ。気にすんなって。間に合ったからOKでしょ。」
「違う・・・。」
「えっ?」
「カード、ポケットに入ってたー!」
「アッハッハッハ!なんじゃそりゃ!」
「ゴメンナサーイ!」
「あぁ、いいよいいよ。面白かったし。あって良かったね。」
 
ま、こうして日記のネタになったわけだから万事OK。(笑)
 
 
今日の一曲。
GO GO GIRLS 「One Night In Arabia」
なつかしのパラパラからの一曲。
3日目の夜にTちゃんとチェスをしながらこれを踊ってました。
 
「コレが一番好きだった!」
「私も!」
「盆踊りみたいで楽しいよね!」
 
二人でチェスそっちのけ。(笑)

おみくじ×2


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