これ面白いじゃん！
：解説：
『きみはペット』というマンガにハマりました。
ドラマでやってたのは知ってたんだけど、
興味がありつつも見た事が無かったんだよねぇ。
ってなわけで、マンガ版を読んだわけですが、
いい！いいよ！この切なさとギャグが混ざったカンジが大好きだよ！
なんだかんだでペットに依存するスミレちゃん。
この子ってスゲェ愛すべき人間だよね。
うんうん。わかる！わかるよぅ！
で、間にトイレに行った時にふと思った。
俺の同棲時代ってそんな感じじゃなかったかなぁ、と。
彼女の言う事をいっぱい聞いて懐いてあげてたもん。
それは彼女の弱い部分が見えたから、必要とされてるのがわかってたからで。
彼女は俺を叱る事で「しっかり者」になりたかったし、
俺に「膝枕してあげようか？」と言う事で自分が俺に癒されたかったわけで。
俺の「ハイ！」とか「ゴメンなさい。」とかも彼女の心の安定のためだったし。
最後に別れた理由は色々とある。
彼女はあの時、自分のアイデンティティーを確立させたがってたし、
あの時なら俺が側に居なくても平気だと思える確信があったし、
離れる事で彼女が俺から卒業出来ると思ったんだよね。
俺と一緒に居た事で彼女が少しでもプラスになれたのならそれで良かったと思うよ。
あぁ、やっぱりアレは愛情じゃなかったのかもしれないな。
俺の中での「すべき事」だったんだ。
途中で投げ出したくなかったんだ。
あそこで彼女を捨ててたら彼女がますます頑なになるのはわかってたから。
最後まで面倒を見るのが俺の務めだったからなんだよね。
義務と権利は完全に別物だ。
俺はずっと泣いてる子をあやしていたんだ。
それ以外は考えてなかった。
それでも、彼女と過ごした日々はそれなりに楽しかったな。
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