100年早ぇ！
：解説：
今日は昼過ぎに新宿歌舞伎町カラオケ館前マックで出張相談を受けた後、
その足で赤井の家に行きました。
赤井宅に着いてすぐに、『みんなのゴルフ２』で対戦。
さとみにはハンデを６あげときました。
赤井は「もう絶対に負けないくらい強くなったんで。」と豪語。
俺は「ほぉ〜見してもらおうじゃねぇの。」と赤井の成長を見るつもりでした。
だがしかし、終わってみれば結果は以下の通り。
使用コース スコーピオンバレー（冬）
有也 −８
赤井 −４
里美 ＋１（ハンデ含む）
赤井は「スコーピオンバレーは慣れてないんです！普通のトコでもう一度対戦してください！」
と、自分が負けたのをコースのせいにしてました。
俺は「上手いヤツはコースを選ばない。俺に勝とうなんざ100年早ぇ！」
と言ってやりました。
赤井がもうちょっとやり込んでくれればなぁ〜。
そうすりゃ俺ももっと集中出来てスコアが良くなると思うのに。
そんなこんなの対戦を終えてからしばらくはホールインワンの練習や、
バックスピンで炎を出して入れる練習をしてました。
しかし、単調な練習にもすぐに飽き、「もうヤメるか。」ってな流れに。
赤井が「ビデオ借りに行きます？それともゲーム買いに行きます？」と言うので、
俺が「ゲームを買う？オマエ、そんな金持ってるのか。」と聞くと、
赤井は「俺の全財産の300円なら出します。」と心強い発言。
俺は「じゃあ行くか。」と半分諦めの表情で言いました。
里美は留守番で残り、赤井のチャリに２ケツして
「ケツが痛ぇ！」と大騒ぎしながら進むこと10分。
午前0時30、目的のゲームショップに到着。
ランキングに載るようなゲームに憧れの視線を送りつつ、
クソゲーがゴロゴロあるワゴンセールにまっしぐら。
しかしなかなか良品には巡り逢えず。
ウロウロしてると赤井が「ラクガキ王国」とやらを見付けてきました。
俺はコレを見た瞬間に、
「これはＮＨＫの天才ビットくんでやってたヤツじゃ!?」と言いました。
ＮＨＫの天才ビットくんとかいう番組でラクガキを戦わせる遊びをしていて、
俺はそれだけが楽しみで天才ビットくんを見ていたのです。
まさか本当にあるゲームだとは思ってなかったよ。
そうだとしたら1030円は安い。
これはもう買うしか！
買って帰ってすぐにやってみるとオープニングはクソゲーのニオイがプンプン。
俺ら３人は悪い予感を口に出さず、しばらくやってみる事に。
しかし、しばらくやってみて良かった。
これは紛れも無く、ＮＨＫで見て憧れたゲームでした。
基本はジャンケンみたいな対戦システム。
自分の描いたラクガキを戦わせるゲームなのです。
最初は胴体しかラクガキを書けないんだけど、
公式の試合に勝つと描ける量とパーツが増えるシステム。
３人でラクガキを作って戦わせて燃えまくりでした。
まぁ気になった人はやってみてよ。
複数名でやってるとマジで面白いっすから。
これを読んで「うわ〜有也さんゲーマーっぽ〜い」と思った子、それは違うな。
『ゲーマーっぽい』じゃなくてゲーマーです。
ファミコン世代ナメんな。
俺の方がオマエよりもイーアルカンフー上手いから！
ノーミスで50周してみやがれ。
(イーアルカンフー：1985年コナミ 元祖格闘ゲームと言われる)
でも最近は昔ほどゲームに熱中できないっす。
たまに２時間もやればお腹いっぱい。すぐに飽きるもんね。
昔は止められてもやってたのに。
これが大人になるって事なんだろうか。
冷めちゃうのは寂しいもんだね。何事も。
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