散々遊んですっかり日が暮れたので帰る事にした。
帰りの車中では何人か寝ていた。
みんな遊び疲れたんだろう。
「楽しかったかい?」
京也さんがにこやかに話し掛けて来た。
私が笑顔で「うん!楽しかった!」と言うと、
京也さんに「そうか!なら良し!」と頭を撫でられた。
ハルカが起きてきて「あ〜!またそうやって京也さんは!」と膨れっ面をした。
京也さんは「あれ?ハルカ妬いてんの?」とたしなめてた。
「妬いてないもん!」とハルカはほっぺたを膨らませた。
「あんまふくれてっとオマエのあだ名『フグちゃん』にしちゃうよ?」
京也さんがハルカのほっぺたを突っつきながら言った。
二人のやり取りが面白くて笑った。
ハルカも京也さんも笑ってた。
2004/08/26
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