季節の一言。


色んな言葉に感じてくれれば光栄です。


210    森とキコリ
 
1000本の木の中に1本だけ中が光る木があるとする。
その中の1本はもう見つけてあるから惑わない。
 
2000本に増やされても他の木を指されても。
その木が『切らないで』と叫んでも。
 
俺は最初に決めた一本だけを切る。
 
自分に倒れてくるとは思ってないし、
その木が切られたくないわけがないと思ってる。
 
俺はその木を切って中の光を見る。
そしてその木を植え替え大きく根付かせ大きく育てる。
 
そしてその木を見ながらジジイになるんだ。
大好きな木だから。
 
更新日時:
H17年3月21日(月)


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