季節の一言。


色んな言葉に感じてくれれば光栄です。


919    怖れ
 
蝶のようにヒラヒラと逃げ回って
俺を弄んで笑ってる君と
 
掴もうとしてるのに掴めなくて
君を逃すまいとイライラしてる俺
 
 
ひとしきり逃げ回った後に
少し疲れたような表情を見せる君と
 
その表情を見て立ち止まって
線を引かれたような気分になる俺
 
 
俺をからかっていても虚しいのかい
その目は誰を見つめてるんだい
 
その目線の先を見るのが怖い
それを確かめるのが怖い
 
 
まだ鬼ごっこを続けてくれよ
夢を見させてくれよ
 
終わりの言葉は聞きたくない
絶対に聞きたくない
 
更新日時:
H21年11月1日(日)


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