恋愛マニュアルプロローグ

プロローグでは恋愛に関するコラムで
男女別マニュアルに該当しないもの、
または男女両方見て欲しいものを
そこはかとなく載っけております。

 21   口説き落とすまでのプロセス。
 
相手がどんな人なのか、どんな相手を求めてるのかを知る事は
恋愛において非常に重要なことの一つだ。
 
俺は大体の系統に分類する方法を使っている。
気の強さ、プライドの高さ、明朗さ、真面目さ、勤勉さ、頭の良さ、
腹黒さ、直観力、予想IQ値、血液型、誕生年月、生まれ育った土地などを
総合的に判断し、今までの例に当てはめるのだ。
 
色々な人に会えば会うほどこの分類術はレベルが上がっていく。
人の恋愛話を聞く事も非常にこれに役立つ。
俺は人の相談には昔からできるだけ乗ってきた。
貴重な体験談を聞ける機会だからだ。
 
自分の恋愛だけでは限界もある。
人に会い、人を見、人から聞く。
コレによって恋愛系統分類術はどんどん完全に近づいていくのだ。
 
特に女の子の話に耳を傾けるのが良い。
男はダラダラと話す事を嫌うし、要点を簡潔に話してしまうからだ。
(この男の話し方を目的型会話という)
女は要点までの事を話すのも好きなのだ。
一日の出来事を話す女に会ったらまさしくコレ。
(この女の話し方をプロセス型会話という))
 
恋愛についてはダラダラ聞いてた方が細かいところで役に立つんだ。
「ここで彼にこう言われてー。それがちょっとかっこよかったの。」
みたいな所に「へー、あっそう。」と言わずに、耳を立ててよく聞こう。
この時のセリフの内容、言い方、タイミングなど、全てが宝だ。
これは自分の経験していない恋愛の成功例の一つなわけだ。
こういう話をたくさん聞く事も大事なんだよ。
 
そして分類が出来るようになるとその系統に対しての有効な攻撃方法も
頭の中にすぐに思い浮かぶはずだ。
 
つまりはポケモン図鑑を完成させて、
炎ポケモンには水属性の技が効果的と即座に判断できるようになるのと一緒。
 
そういう事だ。
しかし大事なのはこれから。
 
自分の惚れた相手がどの系統の人なのかを分類するのは自分なのだ。
(慣れるとこの判断が早くなる)
やはりそれにはたくさんの色んな女に会う必要がある。
大学なんかはその実験にもってこいの場だと思う。
水商売はもっといいね。(笑)
 
そしてさらに大事なのはこれから。
いわゆる相手を口説き落とすための「技」だ。
攻撃力がどの程度あるかってことだね。
その系統が何に弱いか知っていても技が弱けりゃ話にならないんだ。
そこでケースバイケースで「技」を繰り出すわけだね。
その技が有効に効いたら口説き落とす事も可能になるわけだ。
 
でも技を覚えても攻撃力ばかりで防御力は変わらないよね?
それを上げるにはどうすればいいか。
最高の展開と最低の展開を想像しておく事だ。
そうする事でイザという時の心の準備はできる。
応用力も身に付くしね。
 
 
以上が口説き落とすためのプロセスだ。
本当はもっと早く書かなきゃいけなかったんだが、
まあ気まぐれで教えてる事だから大目に見てくれ。
 
最後にまとめ。
口説き落とすにあたって大事な事。
 
1:恋愛系統分類術を完成させる。
 
2:決め台詞やタイミングなど知人の体験談を聞く。(技を覚える。)
 
3:相手が何の系統か(弱点、性格、生態)を判断する。
 
4:相手に有効な技を繰り出す。
 
5:防御のためにあらゆる展開を想像しておく。
 
 
以上だが、技の練習(頭の中でのリハーサル)も忘れるな。
大事なプロセスの一つだからな。
 
防御はいらないっちゃいらないかな。
攻めしか考えないのも若くてよろしい。
さぁ頑張って来い!
 
 
2003/02/25


PrevIndexNext



[トップページへ]