人生において、決断の時は何度も訪れる。
非常にくだらないが、コンビニで昼飯を悩む時もそう。
それも決断の1つであることに変わりは無い。
決断の時というのは、様々な可能性を考えた上で迎えるべきだ。
どんな小さな可能性でも考えておくべきだ。
様々な可能性を考えたその上でベストの選択は何かが決めて、
「よし、決断しよう!」となるべきなのだ。
大事な決断をする時、深く考えずに行く末を決めるような事があってはならない。
『昼飯に何を食べるか』くらいならどうでもいいけど。
さて、色んな可能性というのがピンとこない人もいると思うので、
『告白をするかどうか』という決断をする際の事を例に挙げよう。
告白した先に何が待っているのか。
ここではそれをまず『成功』と『失敗』の2つに分ける。
その結果を受けて、自分の感情が枝分かれしていくわけだ。
勇気を出して告白した→上手く行った→「勇気を出して良かった。」
↓
フラれた→「でも悔いはない。スッキリした。」
↓
「告白しなきゃよかった。」→「もっと成功の可能性を上げる努力をすればよかった。」
↓
「想いを秘めておけば良かった。」
どの展開が自分にとって良いのか、悪いのか。
そうなるためにorそうならないためにどういう考えを持つべきか。
そういった部分を考えて欲しい。
まず、成功の方はどうでもいい。
「良かった!バンザーイ!」で終わりだからだ。
何が原因で成功したかをわかってない人も多い。
こういうタイプの成功者に成功の秘訣を語らせると、
「勇気を出して告白したからだよ!」などと結果論だけを言う。
友人が告白しようか悩んでると、ウザイくらいに後押しするタイプだ。
「勇気を出せば大丈夫!」
この手のアホの精神論は非常に鬱陶しい。
他人へのアドバイスなんて結果を早く知りたいだけで、
親身になってアドバイスしようとしない人間の方が圧倒的に多いのだ。
ただのクラスメートというレベルの友達は特に。
まぁ乗せられて告白してフラれる人も多い。
煽った友達がそういう人に声を掛ける時は「ドンマイ。(笑)」とか無責任なのが多い。
「紹介してあげるよ。」とその場だけ言っとくとか。
当たって砕けろタイプのバカに学べる事は少ないのだ。
アドバイスは成功のロジックを持っている人間に求めるべきなのだ。
逆に、失敗例から学ぶ事は多い。
上のフローチャートは下に行くほど悪い展開なのだが、
そうならないための事を徹底的に考えて欲しい。
失敗の理由というのは見えやすいのだ。
なので、失敗の方を見て欲しい。
「告白しなきゃよかった。」は自分の決断に覚悟が足りなかった人の例だ。
こういう人間は「どんな結果になっても後悔はしない!」という覚悟が無かった。
だから後悔しているのだ。
選択後の後悔など、もっとも愚かな行為だ。
これは自分自身の行為を否定(ひいては自分自身の否定)にも繋がる。
その結果、深く落ち込んでいくのだ。
こうならないために、選択肢を決めた時点で、
「どんな結果になっても後悔はしない!」という覚悟が必要になるのだ。
さて、「告白しなきゃよかった。」と思っても、
「もっと成功の可能性を上げる努力をすればよかった。」というのはまだマシ。
反省すべき点を反省し、次に繋げる希望がある。
しかし、「想いを秘めておけば良かった。」
というのはイカン。
それは単なるイジケ根性に呑まれているだけだ。
今後の恋愛に対しても臆病になってしまうのだ。
「もう恋愛なんてしないからいい。」とか言い出す人もいる。
しかし、その言葉を発して本当に恋愛をしなくなった人は見た事が無い。
むしろ、そうやって意地になると反動も強くなるのでやめた方が良い。
わかりやすく言うと、こういう事だ。
失恋→「もう恋しない!」と頑なになる→それを溶かす人が現れる→盲目的に惚れる
このように非常に不安定な恋愛を展開する人は多い。
特に21歳前後で痛い目に遭って、26歳前後で学んだフリしてるバカ女に多い。
16歳前後で痛い目に遭って、19歳前後でハッチャけるバカ女にもやや見られる。
努力しても成功するわけじゃない。
努力の仕方が問題だ。
失敗に繋がる原因を分析し、それらを全て潰せば成功しか残らない。
成功とは無数の砂粒から選び抜くものだ。
筋違いの努力はするな。
労力と時間のムダだ。
成功パターンが見えたら、そうなるための努力は惜しむな。
1ミリも惜しむな。
2008/02/21
|