欲張りになるものです。
当たり前のように。
付き合うと、ますます欲張りになるものです。
もっとこうしたい、もっとこうして欲しい。
そんな欲まみれの自分に疲れるものです。
最初はささやかな希望や期待だったものが、
いつしか大きなワガママに変わっていくのです。
あいさつできるようになりたい。
仲良く話せるようになりたい。
メールしたい。
電話したい。
付き合いたい。
一緒に帰りたい。
手を繋いで欲しい。
キスして欲しい。
あまり他の子と仲良くしないで欲しい。
私だけを見て欲しい。
もっと連絡して欲しい。
もっと時間を作って欲しい。
もっと優しくして欲しい。
相手の気持ちを無視して、欲求を押し付けて、お互いに疲れちゃって、すれ違っちゃって、
こうなりたくなかったのに、今さらどうにもならなくて、謝ることも出来ないまま、
気まずくなって、終わりが来る。
俺が『求めるな、与えろ』って言っていたのは、まさにこの辺のことなんだよね。
求めてしまい、それが満たされないと“不満”になるわけで。
与えることに喜びを感じる人は不満にはならないんだよね。
自分で自分の首を絞めている子はそこに気が付かないことが多い。
求めてばかりじゃ永遠に幸せになれないんだよねぇ。
与えてくれる子は相手にとってもありがたい存在だ。
そういう子は当たり前のように大事にされるんだよね。
欲張れば欲張った分だけ、地獄は深くなっていく。
墓穴を掘っているようなものだ。
また、与えるのはいいが、それが甘やかしになってはいけない。
与えるのと甘やかすのは違う。
甘やかせば甘やかした以上に甘えるのがロクデナシ。
与えてもらう事を当たり前に思い、ダメになってしまう男も多い。
相手をダメにしないように気を付ける事も大切だ。
『女の子のヤキモチに対しては、男が思いやりを持つべき』という意見も正しいと思う。
だが、それがヤキモチを妬いて相手に口うるさく言って良い理由にはなってない。
結局は自分で自分の首を絞めるだけだ。
自分の行動に応じて、相手の反応が変わる。
今一度、自分の行いを振り返ってみて欲しい。
ワガママになってやしないかい。
自分がされたらイヤなことを相手にしてないかい。
2011/06/06 (モバゲー日記より一部追記して転載)
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