これはなるべく書きたくなかったんだけどね。
フェイス・イン・ザ・ドアという心理テクです。
何かをお願いする時などに最初に無理難題を吹っかけるんですよ。
当然、無理難題だから断られるよね。
その後に妥協したように見せた本当のお願いを言うんです。
すると一度断った手前、相手は断りづらくなってるわけです。
さて、具体的にどう使えばいいのか?
友達に1万円借りたいとして、最初にまず「10万円貸して。」と言う。
その後、断ってきたら「じゃあ1万円でいいから。」と言う。
まぁ例えは激しく悪かったがこんな感じかな。
え?そんなの使わねえって?
バッカだなぁ。要は使い方なんだってば。
街中でかわいい子を見かけた時に、連絡先を知りたくなったら、
「一目惚れしました。付き合ってください。」と言う。
向こうは驚き、笑いながらも「まだ会ったばかりでしょ。」とか言うわな。
まあ当たり前に普通は断ってくるよね。
そこで本命のお願い。
「じゃあメルアドか携帯の番号を教えてよ。」
これで大抵は落ちる。
しかも女ってのは「運命」とかに弱いからな。
そして見ず知らずの人が相手でも自分がモテる事は嬉しいんだよ。
この技ってのは商売にも使える技でね。
最初にかなり高い値段を吹っかける。
その後、妥協した、または値引きしたようにみせて本命の金額を言う。
マルチ商法の奴らなんかはこういう手をマニュアル化してるよ。
奴らは人の心のヒダに入ってくるからね。
断る罪悪感なんか考えてられねえぜ。
俺は必死に勧めてくる商品の説明を全部聞いて、
最後に「あ〜いいっすねぇ。やべえ!超欲しい!」とか言うんですよ。
そうすると向こうもがっついてくるでしょ?
そこで一言、言ってやるんだ。
「でも俺、仕事してないし貯金も無いし、カード使ってブラック載ってるんだよね。」
「ローンなんか組めない、なんだったらお兄さんが自腹で立て替えてくれるかい?」と。
そこで大抵の奴は引くよ。
脈も無いってわかるしね。
え?なんでそんなことするのかって?
ヒマだから。(笑)
あとは彼らの腕を磨いてあげる事も目的の一つだね。
たまに電話勧誘なんかは「誘い方が悪いぞ。」などと注意したりね。
ヒマだと「こういう風に話を持っていくんだよ。」とか教えたり。
そんなことしてると相手の人に「そういう関係の方なんですか?」とか聞かれるねぇ。
どんな関係だコラ。(笑)
俺が騙す側の人間に思えるのかコノヤロウ。
善良な一般市民だぜ。
:追記:
昔、エミにマルチ商法の勧誘マニュアルを見せられた時は感動した。
今となっては欲しくてしょうがないねえあのマニュアル。
貰ったら真っ先にココに載せるよ。(笑)
2003/05/02
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