俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 110   face in the door
 
これはなるべく書きたくなかったんだけどね。
フェイス・イン・ザ・ドアという心理テクです。
 
何かをお願いする時などに最初に無理難題を吹っかけるんですよ。
当然、無理難題だから断られるよね。
その後に妥協したように見せた本当のお願いを言うんです。
 
すると一度断った手前、相手は断りづらくなってるわけです。
 
さて、具体的にどう使えばいいのか?
友達に1万円借りたいとして、最初にまず「10万円貸して。」と言う。
その後、断ってきたら「じゃあ1万円でいいから。」と言う。
 
まぁ例えは激しく悪かったがこんな感じかな。
 
え?そんなの使わねえって?
バッカだなぁ。要は使い方なんだってば。
 
街中でかわいい子を見かけた時に、連絡先を知りたくなったら、
「一目惚れしました。付き合ってください。」と言う。
向こうは驚き、笑いながらも「まだ会ったばかりでしょ。」とか言うわな。
まあ当たり前に普通は断ってくるよね。
そこで本命のお願い。
「じゃあメルアドか携帯の番号を教えてよ。」
これで大抵は落ちる。
 
しかも女ってのは「運命」とかに弱いからな。
そして見ず知らずの人が相手でも自分がモテる事は嬉しいんだよ。
 
この技ってのは商売にも使える技でね。
最初にかなり高い値段を吹っかける。
その後、妥協した、または値引きしたようにみせて本命の金額を言う。
 
マルチ商法の奴らなんかはこういう手をマニュアル化してるよ。
奴らは人の心のヒダに入ってくるからね。
断る罪悪感なんか考えてられねえぜ。
 
俺は必死に勧めてくる商品の説明を全部聞いて、
最後に「あ〜いいっすねぇ。やべえ!超欲しい!」とか言うんですよ。
そうすると向こうもがっついてくるでしょ?
そこで一言、言ってやるんだ。
「でも俺、仕事してないし貯金も無いし、カード使ってブラック載ってるんだよね。」
「ローンなんか組めない、なんだったらお兄さんが自腹で立て替えてくれるかい?」と。
そこで大抵の奴は引くよ。
脈も無いってわかるしね。
 
え?なんでそんなことするのかって?
ヒマだから。(笑)
あとは彼らの腕を磨いてあげる事も目的の一つだね。
たまに電話勧誘なんかは「誘い方が悪いぞ。」などと注意したりね。
ヒマだと「こういう風に話を持っていくんだよ。」とか教えたり。
 
そんなことしてると相手の人に「そういう関係の方なんですか?」とか聞かれるねぇ。
どんな関係だコラ。(笑)
俺が騙す側の人間に思えるのかコノヤロウ。
善良な一般市民だぜ。
 
:追記:
昔、エミにマルチ商法の勧誘マニュアルを見せられた時は感動した。
今となっては欲しくてしょうがないねえあのマニュアル。
貰ったら真っ先にココに載せるよ。(笑)
 
 
2003/05/02


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