俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 141   伊豆の白浜での思い出。1
 
ホスト時代、店の仲間全員で白浜に旅行に行ったんだ。
2000年の夏だったと思う。(当時21歳)
 
店のオーナーや愛人の姉さん、部長に専務。
(ちなみに前にも書いたと思うけど、オーナーはヤクザで俺が一番尊敬している人だ。
 頭も切れるし、何よりもすごく優しい。そして器の馬鹿デカい人だ。)
そしてスタッフみんなとその彼女達。
まとめて15人ぐらいにはなったかな。
 
まぁいわゆる慰安旅行ってヤツだ。
 
朝の4時に近所のファミレスに集合。
寝ぼけ顔でみんな集まってきたが、何人かやっぱり起きねぇ不届きな野郎もいる。
結局、予定時刻を大幅に遅れ、地元を5時近くに出発。
 
途中、通り道に住んでるスタッフを拾ったりしながら一路白浜へ。
 
俺の乗った車は先輩のエスティマだった。
7人ぐらいではしゃぎながら向かってた。
 
そのうち、後輩のリョウタが「気持ち悪い。」と言い出した。
どうやら車酔いみたいだった。
「大丈夫か?窓開けて風に当たってろよ。」と言い、なるべく揺れないように走る事にした。
 
ところが運の悪い事に国道を走ってると犬の死体があった。
しかも激しく轢かれて損傷が激しいヤツが。
 
俺は「うわ・・・見ちまったよー。ひでぇなありゃ。」と言って目をそむけた。
その時、車酔い中のリョウタの事を思い出し、
「リョウタ!今の見た?」と聞くと彼は天を仰ぎながら、
「見ちゃいましたー。もうダメ。吐きそうです。」と言っていた。
俺らの言うとおり、窓開けて風に当たっていたリョウタは憐れな犬の骸を直で見ちまったらしい。
運が無いやつだ。
 
次回に続く→
 
 
2003/08/01


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