俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 170   脳内麻薬ジャンキー。2
 
「脳内麻薬ジャンキー」の話を読んだ人から、
脳内麻薬に負けないことと自分を客観的にみることって同じ意味?
脳内麻薬に負けないってのは感情を殺すのかと思っちゃいましたが
どうやらそうでもないようで・・・。
って質問があったんでココに続編を書きます。
 
「自分を客観的に見る事」ってのは、
脳内麻薬に負けないようにする一つの手段ではある。
 
正確には、自分を客観的に見る事でいつでも冷静に正しい判断をする事が
脳内麻薬に負けてないって事だ。
 
そして頭の中でリハする事で、擬似的に体験し、
脳内麻薬を分泌させておくのも対策の一つ。
 
例えば自分の祖母が死ぬ事をリアルに思い描いたとする。
そうする事で擬似的ではあるが、一度体験したのと同様の効果が得られる。
すると、実際に死んでも二度目の体験に思える。
そうすると脳内麻薬も分泌量が減るんだ。
 
つまり頭のリハによって大量に脳内麻薬が来ない様に覚悟をしておく事が出来るって事。
そうすれば耐えるのも少しはラクになるだろ?
 
簡単に感情を表に出さないように「感情を殺す」ってのは、
根本的な解決ではなく、他者に見せる「ハッタリ」にすぎない。
言うなれば「やせ我慢」だね。
 
落ち着いた大人を演じたいがためのやせ我慢。
感情を表に出したくないってのは心で泣いたりって事だ。
根本から解決すれば寂しくても悲しくても泣く事は無くなる。
感情の起伏自体が脳内麻薬の仕業だからね。
 
しかし全く分泌させない、もしくは全く感じないようにするって事は出来ない。
一度でも感情を抱いてしまった者は絶対に逃れる事は出来ない。
感じにくくしたり、分泌量を減らす事は出来てもね。
 
 
俺は修羅場を沢山経験する事で、脳内麻薬をドバドバ分泌させて、
一度ジャンキーになった方がいいと思うけどね。
そうすると、脳内麻薬に対する耐性みたいなものが出来るんだ。
それが真の落ち着いた大人だと思うよ。
 
昔、はすっげぇ暴れてたって人が大人になったらすげぇ落ち着いちゃって、
やたらとモノの分別のつく人間になってたりするだろ?
家庭をすごく大事にしたりとかさぁ。
あれが良い例だよ。
 
いつまでも溺れてるチンピラもいるけどな。(笑)
 
 
2003/10/26


前のページ 目次 次のページ



[トップページへ]