俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 174   舌の違い。
 
人にはそれぞれ食べ物の好き嫌いがある。
甘党とか辛党というのがそれの一番大きい分類だろう。
 
何故、こういう舌の違いが生まれるのだろうか?
それは育ってきた環境の与える影響が大きいと思う。
 
国による食文化の違い、家庭による味付けの傾向などがそれを決定付けるんだろう。
あとは生まれつきのアレルギーとかね。
 
さて、俺の嫌いな食い物ってのもいくつかある。
まずは酢。
トコロテン、冷やし中華なんて死ねと言ってるようなもんだ。
酢を飲む感覚がもうダメなんだよね。
むせかえるようなあの匂い!
マジで吐き気がするよ。
酸っぱい=胃酸=ゲロでしょ。(笑)
そういや元カノでチャンポンに酢をレンゲで3杯入れる人間もいたなぁ。
彼女の家に帰ってから「絶対おかしいよ、変態だオマエ」と言ってたら、
彼女のお母さんが「私も入れるわよ」と一言。
「ですよねぇ。入れますよね、普通は。」と即座に切り返しました。(笑)
 
あと嫌いなのはジャガイモが入ってるカレー。
ジャガイモがカレールーに溶けて粉っぽくなるじゃん?
アレが許せないわけよ。
何をザラザラしてんだボケが、と。
しかもウチのカレー、たまにルーが溶け切ってない場合が多々ありましてね。
いや、それはカレーという料理のせいではなく、オカンのさじ加減なわけだが。
横着なオカンのおかげで俺はカレーを好き好んで食わなくなりました。
同じ理由でクリームシチューもね。
 
あとは茶碗蒸し。
「なんだこのあったかプリンは!」って感覚ですよ。
俺はねぇ、柔らか過ぎるもので熱いものが嫌いなんですよ。
吐き気を催すくらいね。
同じ理由で絹ごし豆腐の湯豆腐、味噌汁もダメです。
そして冷たくてもタマゴ豆腐とかは嫌いです。
なんでだろうねぇ。
一度、絹ごし豆腐かなんかでノドをヤケドしたんだったかな?
とにかく拒絶反応ですわ。
アレ系はダメだね。
歯ごたえの無いものはダメだ。
食うに値しない。
 
やっぱり食い物の好き嫌いには何らかの理由があるものだね。
人間の動物としての学習能力が一度味わった苦い経験を再現するまいと抵抗する。
それが嫌いな食べ物に対する感覚の根源なんだろうね。
 
それを克服するためには色々と工夫しなきゃいけないね。
その人の目の前でそれを美味そうに食って食う気を起こさせるとか。
本当に美味い形で提供し、「本当は美味いものだったんだ」と納得させるとか。
 
やっぱり小さい頃からの経験ですから。
親の責任は重大だよね。
俺も子供が出来たら色んな料理を食わせてあげたいよ。
子供が偏食家にならないように。
そして本当に美味い物を知っておいて欲しいね。
食うという事はただ生きるためのエネルギー補給などという流れ作業的なものではなく、
れっきとした一つの文化だと教えるためにも。
 
 
2003/12/14


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