「私の事なんか誰もわかってくれない。」
こういうのを言う女は優しさと愛情に飢えてんだ。
「ヒドイ男のキメ台詞」に書かれている事も大半はこれ系の女に対して使うものだね。
「どうせアンタも遊びなんでしょ。」
って言う女は本音を隠してるつもりかもしれねぇけど俺にはミエミエなんだよね。
わかったわかった。
噛みつきたきゃ噛みつけよ。
信じられないなら突き放せよ。
俺は何をされても笑顔で頭を撫でてやるから。
そうやっているうちに自分がハマる事を恐れた女はこっちを傷付けるセリフを言ってくる。
そうやって引かせようとするんだよね。
とっとと安心したいんだよ。
依存する前に突き放して、「ほら、どうせ男なんてそんなもん。」
そう言う事で「諦めの心」を確信に持って行こうとする。
自分の恐れている事が起こる前に自ら進んで引かせようとする。
「私の事なんかわかってないくせに!」
もう依存しちゃってるじゃんオマエ。
傷付くのがそんなに怖いか。
でも俺はそんなもんじゃ突き放せないぜ。
そういう時、俺は丸腰で挑む。
「刺したきゃ刺せよ。それでオマエの心が手に入るなら俺は殺されたって死なねぇ。」
という姿勢でね。
女の心は完全防備。
それでも傷付くのが怖い女はこっちを攻撃するんだ。
「来ないで!アンタなんか好きじゃない!」
そこでこっちは本気で悲しむ。
女もこっちが本気で悲しむのを見ると自分の中のジレンマにやられるんだ。
そしてその日は帰るってのもいいね。
「わかったよ。ゴメンな。」とか何とか言って。
その日の晩は女もベッドでモヤモヤ。
「あの人はずっと本気で言ってるのかもしれない…。」
「だとしたら私、ヒドイ事言っちゃったな…。」
「ゴメンなさい。」
「ん?何が?」
「ヒドイ事言っちゃったから。」
「いいよ。わかってるよ。オマエは優しい子だな。」
「私、怖いの。信用して裏切られたらもう立ち直れないから。」
「うん。俺も怖いよ。でもね、好きになったら止まんねぇんだ。俺はバカだから。」
はい、さみしんぼポケモンゲット。
2004/07/17
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