俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 383   東京に住もう!
 
地方に住んでいる人々に東京を知ってもらい、
東京に安心して住んで頂ける事を理解してもらい、
ただでさえ人口の多い東京都民をもっと増やし、
東京の金回りをますます良くする事で、
将来、俺も何か儲かるような気がするから書きます。
 
 
 
それではまず最初に東京のイメージを払拭しよう〜!
 
 
1:東京の街は汚い?
 
地方の人には『東京の街は汚い』というイメージがありますが、
それはとんでもなく無知ゆえの誤解です。
 
まず、東京はタバコをポイ捨てすると恐ろしく厳しい罰則を与えるという条例があります。
その名も『テメェ、調子こいてタバコのポイ捨てとかしてっとやっちまうぞ条例』です。
 
街の至る所にサーモメトリックカメラが配備されているので、
タバコを吸い始めた瞬間から喫煙者自動追尾システムが作動します。
 
喫煙所の周囲5mはセーフティゾーンとされています。
その範囲で吸う分には大丈夫です。
 
しかし、喫煙所の周囲5m以外で喫煙を10秒以上するとヤバイです。
『違法喫煙者』と判断され、特殊嫌煙部隊が駆け付けてきます。
 
この部隊は軍隊上がりのメンバーで構成され、
長い間の軍隊生活において上官のタバコの副流煙にイライラしていたが、
上官に逆らうなどという事は有り得ない世界だったために、
そのイライラを今になって全ての喫煙者にぶつける事に命を懸けている部隊です。
 
『タバコダメ!タバコクサイ!』
この掛け声が聞こえたら要注意です。
 
具体的な罰はその場のノリだけで決められます。
ある人はタバコを取り上げられて腕に押し付けられたとか、
ある人は往復ビンタ2往復だけで済んだとか、
ある人は好きな女の子に告白させられたとか、
ある人は裸で渋谷ハチ公前に立たされたとか。
 
ちなみに俺も新宿に移り住んでから一度やられました。
その時の罰則は『奥歯でアルミホイルを噛む』でした。
奥歯がキーンとしたよ。キーンと。
 
このようなキツイ罰則が制定されているために、
歩きタバコは激減し、東京の道路はキレイになったわけです。
 
しかし、最近では『やりすぎだ』との意見も高まり、
「ポイ捨てはしないから、もう少し自由に吸わせて」という優良喫煙者のために、
1mセーフティゾーン携帯灰皿が開発され、コンビニやキヲスクなどで売られています。
 
この携帯灰皿を使えば周囲1mがセーフティゾーンとなります。
これによって特殊嫌煙部隊の仕事は5割も減ったらしく、
彼らのストレス発散の場が減ったためにお仕置きは激しさを増しているようです。
 
しかし、東京の街は確実にキレイになりました。
これで地方出身の方にも安心して住んでいただけます。
 
 
 
2:東京は治安が悪い?
 
これも全く筋違いの勘違いで誤解もいいとこです。
東京の治安の良さは世界一なのです。
 
ただ、東京に住んでいる人は何でも大袈裟に言う傾向が強いのです。
地方出身者をビビらせようと冗談を言う人が多いのです。
 
:東京人の証言1:
ヤクザの事務所の方角から銃声がした!
 
違います。
トラックのタイヤがパンクした音です。
トラックのタイヤは内気圧も高く、破裂すると大きな破裂音を伴います。
その際に出る音は銃声なんか比ではありません。
 
コレ系の話は無知な東京人が聞き違えたのが始まりだと言われています。
東京はバカが多くてゴメンナサイね。
 
東京にはホンモノの銃などありません。
中国製・ロシア製のトカレフとかマカロフとかも流れてきません。
20〜30万円くらいなんかで取引もされてません。
 
俺自身も20歳の時に知人の中年男性から、
『有也、欲しいなら譲ってやるよ。』なんて言われた事はありません。
それに対して『今は殺したいヤツが居ないからいいっすよ。』なんて言ってません。
 
東京は安全でイイトコです。
今日も平和にみんなが手を上げて横断歩道を渡っています。
 
 
:東京人の証言2:
ひったくりにバッグを盗られた!
 
違います。
盗難保険目当ての虚言です。
実際には何も無かったのです。
 
しかし、この手口を使う人は警察に届けを出し、近所中に触れ回り、
あたかも本当にあった事のように仕立て上げるのです。
 
こういった『誰も傷付けない系保険詐欺』が、
『ひったくり多発』のイメージを作り上げたのです。
 
東京では人の物を盗むような心の荒んだ人は居ません。
みんながお互いの物を譲り合って『へへッ』って照れ笑いしています。
 
 
:東京人の証言3:
ボッタクリに遭った!
 
違います。
キャバクラに初めて来た客です。
 
普通の居酒屋と同じ様な感覚で来てしまったために、
思ったよりも高くて持ち合わせが無く、焦ってカードで支払ったのですが、
なんか納得しないまま払ったのが悔しいから大袈裟に言ったのです。
 
テーブルチャージという名の席料がわからなかったりとか、
TAX20%という名の高過ぎる税金だとか、
指名の意味もわからずに『ねぇ、指名してよぅ。』と甘えられて、
『指名ってナニ?』とは聞けず、『う〜ん、いいよ。』とか言ったり。
 
そんなこんなで気が付けば数時間で数万円取られるわけです。
金額はキャバクラも明朗会計のトコロが多いのですが、
専門用語を聞くのは『何となくカッコ悪い』という理由で聞かなかったのです。
 
その挙句に『あの店はボッタクリ』などと言っただけなのです。
 
東京ではボッタクリの店なんかありません。
どなた様も安心してご利用いただけるように店員の教育もちゃんとしております。
 
ヤクザのお客様が入って来て、他のお客様に迷惑を掛けたりする事の無いように、
店員や社長が入れ墨を入れて対抗しているお店もございます。
 
それもこれもお客様に安心してご来店して頂くためなのです。
 
 
 
 
以上のような東京人の証言を鵜呑みにしてはいけません。
東京は安全な街なのです。
 
かといって東京人をウソツキと思ってはいけません。
東京の人間は冗談が好きなだけなのです。
 
 
 
 
3:東京は空が汚い?
 
これも地方から来た人が勘違いしてしまい、それが全国に広がってしまった噂の一つです。
 
東京の空の色は灰色です。
それは間違いありません。
 
しかし、本当は青いのです。
わざと灰色にしているのです。
 
 
では、その理由をお教えいたしましょう。
 
UVカットです。
 
東京都心部は空全体をシールドで覆っています。
有害な紫外線を防護シールドによってある程度カットし、都民の目やお肌を守るためです。
 
紫外線には殺菌効果もあります。
なので、有益な紫外線は防護シールドを通るように作られているのです。
 
設置されているのは都心部の数万メートル上空で、
飛行機が飛ぶ高度よりも遥かに上であるため、心配はありません。
 
その防護シールドの色が灰色なのです。
空の本来の色ではありません。
 
それを見た地方出身者が「東京は空が汚い。」と言い、
冗談の好きな東京人が「排気ガスとかで曇ってるんだ。」と言ったのです。
 
それが全国に広まってしまったのです。
皆さんの誤解を招いてしまって申し訳ありません。
 
また、東京には無知な人間も多く、本当に汚いから灰色と思ってる人も居ます。
そういう人が誤解を招く発言をしたという説もあります。
東京人はバカが多くてホントにゴメンナサイね。
 
 
 
4:東京の水はマズイ?
 
コレは少し違うのです。
東京の人は味覚がおかしかったのです。
 
地方の人が東京の水を飲んだらマズイと思うのかもしれませんが、
東京の人間はそういう味が好きだったのです。
 
しかし、最近では味の嗜好が徐々に変わってきたので、
地方と同じ様な味に近づけています。
 
いわゆる、カルキ薄めってヤツです。
 
最近になって、このカルキ薄めの味を出すために新しい濾過装置などを開発し、
現在では東京の水は美味しいぞキャンペーンを実施しています。
 
現在では都庁で東京水をペットボトルで販売しているほどです。
 
参考:この夏、冷やして飲もう!!『東京水』
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h16/press041112-3.htm
 
飲んでみたいという人は上記のアドレスまで。
 
 
東京の水は美味しいのです。
昔はちょいカビ臭・ちょいカルキ臭が好きな人が多かっただけなのです。
 
 
 
 
5:東京は物価が高い?
 
高いです。←書くの飽きた(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
:注意:
このコラムの何割かはフィクションです。
どこからどこまでがフィクションかは言えません。
 
 
2005/08/08


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