『人を殺しちゃいけない。』
人々はこれを常識としている。
しかし、これを『人を殺すのは悪い事だから殺してはいけない』と言うのは間違いだ。
人を殺すのは悪ではない。
そこをはき違えてはいけない。
別に人を殺す事は『悪』ではない。
それに『人間の言う善悪』とは完全に一個人の主観でしかないのだ。
善悪は人間風情が決めて良いものではない。
人間などという畜生が死のうが生きようが善悪の範疇ではないのだ。
わかったかブタども。←誰だよオメェは(笑)
だが、自分の身内が殺されたら話は別だろう。
これは全然宜しくない。
場合によっては復讐を考える人も居るだろう。
俺なら必ず復讐する。
誰もが『身内には死んで欲しくない』と思っているのだ。
世捨て人やサイコ気取りのアホガキを抜かせば。
だからそれを防ぐために人々はルールを作った。
これが『法律』だ。
これが無ければ秩序は無くなる。
法律が制定されていても守られていなければ秩序は無くなる。
秩序が無い世界はどうなるのか。
殺伐とした空気が個人の幸せを脅かすのだ。
だからルールを守る必要があるのだ。
しかし、自分に不利益が無ければ法を破ってしまおう、と考えるヤツも出てくる。
そこで法を守らない者には罰則を与える事にしたのだ。
これが『刑罰』だ。
『人を殺しちゃいけない』
そう人々が言う理由は、殺人が善か悪かである以前に、
『殺伐とした世の中になって欲しくない』という願いと、
『人を殺したら刑罰を受ける事になるからやめた方が良い』という忠告なのだ。
つまり、『人を殺しちゃいけない』ってのは、
『人を殺さない方が良い』ということ。
2005/11/11
:あとがき:
ちょっと残忍な話なので白書きする。
俺が身内を殺されたら、俺は犯人を痛みで何度も何度も気絶させるだろう。
そして四肢を奪って目を奪って舌を切って顔を醜くして解放するだろう。
四肢があれば自由を与えてしまう。
光は希望を与えてしまう。
舌は自ら死ぬ権利を与えてしまう。
顔を醜くすれば誰も救おうとはしない。
『復讐』ってのはそのぐらいのレベルの事を言うんだと思ってる。
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