記憶力は良い方だと思う。
自分の言動や行動、興味を持ったものに関しては。
特に10代の頃の事は25歳くらいまでハッキリと覚えていたように思う。
「そういえば、あの時にオマエがこう言って俺がこう言ったよな。」
なんて思い出話を親友のSaityに言うと、
「あ〜！あったわ！オマエ、よくそんなの覚えてんな！」
などと言われる事が多かった。
しかし、ゆうなと付き合ってからというもの、
昔の事を全く思い出さなくなってしまった。
そのため、最近は昔の記憶がかなりスッ飛んできている。
それまでは定期的に思い出してたから覚えてたんだろう。
それが全く思い出さない事で記憶が失われていったわけだ。
パソコンに例えりゃSRAMみたいなもんか。
【SRAM】(wikipediaより引用)
Static Random Access Memory（SRAM）は、
フリップフロップ等の順序回路を用いてデータを記憶するRAM。
電源の供給がなくなると、記憶内容が失われる揮発メモリ(Volatile Memory)である。
過去の事を思い出すのって、そこに執着する思いがあるからだと思う。
それが無くなった時に記憶ってのは風化するんだろう。
満たされなかった思いだとか、後悔の念とか、自責の念とか、
そういうモノが過去の記憶を引き出すんだろう。
ゆうなと付き合ってから、過去の事が頭によぎらなくなった。
恋愛という一側面がゆうなによって満たされたからか。
季節の一言も恋愛モノが減ってきてるような気がする。
それは恋の苦しさによるジレンマが無くなったからなんだろう。
ここ数年で昔に持っていた感覚も失われていった気がする。
中学･高校の頃はもっと好奇心とアイディアに溢れていたようにも思う。
それは満たされない何かを埋めるための力ではなく、
エネルギーの行き場が無くて溢れ出て来ていたんだろう。
ＨＰを開設して自分の考えた事や感じた事を書きまくった事で、
それの発散になったんじゃないかとも推測している。
やはり脳内推敲がとても効果的という事なんだろうか。
しかし、こうやってあらゆる事を書いて行くと、
いつかは何も考える事や書く事が無くなってくるような気もする。
いや、新たな情報を仕入れようとしていないからか。
新たな情報を入れるためにはどうするべきか。
新たなジャンルに踏み込んでみるのも良いのかもしれない。
というわけで、あるジャンルに手を出そうと思う。
それはカメラだ。
カメラはきっと色んな刺激があるだろう。
これが読者を楽しませる事にも繋がるような気がしている。
乞うご期待。
考える事や感じる事を辞めた時に人は人としての生を終えるのだ。
つまり、我思う故に我在り。
俺はまだまだ貪欲に楽しむぜ。
2007/06/13
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