無機質な広い空間が好きだ。
そういう場所を見つけると、写メを撮る習慣がある。
行くか戻るかしかない長い長い通路もステキにカッコイイ。
(東京駅の京葉線乗換え通路とか)
昔、地元にお気に入りの廃工場があった。
そこは車の整備工場かなんかだったようで、
車両用のエレベーター跡が大きな穴になっていた。
そういう廃墟も大好きだ。
八王子の方にある廃病院はちょっと怖かったが。
きっと海外に行ったらそういう場所だらけで、
しばらくすると日本の狭い住宅街が見たくなるんだろう。
流れ星だって何回も見たら感動が薄れる。
それと似たようなものだよね。
あまり見た事が無いものを有り難がるのは、滑稽な気がする。
それも無いものねだりに他ならないんだろう。
海暮らしは延長しなくて良かったんだろう。
腹八分目なら飽きないでいられるから。
また自分の中にある漠然とした感覚を言語化した。
これがいつか無くなる日が来るんだろう。
その時に俺はどうなるんだろう。
願わくはその前に灰にならん事を。
2008/08/18
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