俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 530   それは恥ではない。
 
恥ずかしいと思うから恥ずかしく感じるのであって、
恥ずかしいと思わなければ恥ずかしくないんだよ。
 
いや、羞恥プレイの話じゃなくてさ。
 
 
なんか中学生の頃とかって自意識過剰なヤツが特に多いじゃん。
やたらと恥を掻くことを怖れたりさ。
 
たとえば、「オマエ、鼻毛出てるよ。」って言われた時のリアクション。
ここで『恥ずかしい!』と思ってアタフタするのはカッコ悪い。
 
というよりも、自分自身がカッコ悪いと思ってしまう事がイカンのだ。
それが強い自己否定になってしまったりするからね。
 
自己否定→自分を嫌いになる→自信が持てない→人生楽しくない
こういう負のロジックは良くない。
 
つまり、鼻毛が出てる事を指摘された時のリアクションを考える事によって、
人生をより楽しく生きるコツをお勉強しようという事だ。
 
ん?ついていけない?
大丈夫。今回の俺はいつにも増して紳士だ。
 
 
さて、それじゃあどういう反応をすべきか考えてみよう。
思い付く限り、考えてみようじゃないか。
 
 
レベル1:居直ってGO
「出てんじゃねぇ、出してんだよ。」
 
これは言ってる人もよく見かけるよね。
でも、簡単に「ダセェ!」と言い返されたり、
「へぇー…。」って冷たい反応をされるよね。
 
うん、これはちょっと弱いかな。
次行ってみよう。
 
 
 
レベル2:紳士でGO
「おっと、これは失敬。私とした事が。」
 
あら、エレガンス。
こう言われたら相手も「いいえ、お気になさらず。」と来るよね。
 
 
 
レベル3:季節でGO
「気付いちゃった?俺の秋冬スタイル。
 今年のグラマラスモードはこれだよね。」
 
ちなみにグラマラスモードはキレイ目の服装だよ。
新宿丸井メンだと7階だよ。
俺が好きなブランドはビリドゥーエだよ。
 
女の子だったら、「これが私の秋冬モテカワスタイル。」とかでいいよね。
色んな意味で視線クギづけだよね。
 
 
レベル4:ジャックバウアーでGO
「静かに!触るんじゃない!絶対に触らないで!
私は連邦捜査官のジャックバウアーだ。
今、大統領命令で時限爆弾の撤去作業に当たっている!
(鼻毛を指して)このコードを引き抜けば爆弾は爆発しなくて済むはずなんだ。
それには君の協力が必要だ!さぁ、抜いてくれ!
一度だけだ!チャンスは一度しかない!君の手にかかってるんだ!
君をこのミッションに巻き込んでしまった事を…
…本当にすまないと思っている!」
 
鼻毛を抜いたら、鼻を押さえて痛がりつつ、
「クソォー!なんでこんな事に!」
 
 
 
レベル5:逆ギレでGO
「ハァ?出てねぇし!」
 
あくまでも出てないと言い張る。
認めなければ恥ずかしくないとばかりに。
 
 
 
レベル6:中二病でGO
「これが見えるのか?という事は…
なるほど、オマエも能力者というわけか。」
 
相手が乗っても乗らなくてもやり続けなければならない。
辛くなったら負け。
 
 
レベル7:ウソつきでGO
「あぁ、コレ?くす玉のヒモだよ。引くとパカッてなるヤツ。」
 
サラッとウソをつこう。
このように、いつでもサラッとウソを付けるようになると楽しい。
これ系は平然とした顔でやれないとね。
 
 
 
レベル8:ラッキーでGO
「ラッキーチャーンス!チャレンジしますか?しませんか?」
 
もう、なんか当たった風にしちゃうの。
鼻毛を発見することで、その権利が得られたばりに。
 
さて、続き。
「チャレンジしますか?」
「します!」
「一発で抜ければ大当たり!さぁ、どうぞ!」
「えいっ!」
抜けた場合
「大当たり〜!(千と千尋の神隠しのラスト風に)」
抜けない場合
「あ〜、スカですね。またのお越しをお待ちしてます。」
 
チャレンジしない場合
「チャレンジしますか?」
「しません」
「オマエばかりがいつもいつもサムい。いつも和を乱す。」
 
 
こんなカンジでピンチを笑いのチャンスに変えよう。
そうすれば楽しい人生になるよ。
 
 
あれあれ?
『私は関係無い』って顔をして読んでる女の子、ホントに大丈夫?
なんかのキッカケで鼻毛を発見されたらどうするの?
 
好きな男の子とのデートの日に念入りに処理した結果、
抜いたはずの鼻毛が鼻の穴に引っついてたらどうするの?
そういう時にクリア出来るの?
 
さ、練習しとこうぜ。
悪い事は言わないから。
 
 
まぁ、これは鼻毛のケースじゃなくてもいい。
 
たとえば、バードミサイル(鳥のフン)を喰らった時でも、
同じようにリアクションをする事で恥にならず、笑いに変わる。
 
笑いに変われば人間関係も良好になるわけだよね。
 
 
想像してみたまえ。
 
飛行機が落ちて自分一人だけ助かって、気が付けばどっかの部族に囲まれていて、
そんな心細い状況下で頭にバードミサイル。
 
そこで俺だったら、とっさに頭の上を触って、手に付いたフンのニオイを嗅ぐね。
そして、顔をしかめて「オォゥ!」と一言。
 
そこで部族も大爆笑。
一気に打ち解けるわけじゃないか。
 
 
人は人の笑顔を見た時に安心感が得られる。
つまり、人を笑わせるというのは他人に安心感を与える事に他ならない。
 
無愛想に生きていても、周りは楽しくない。
自分に対する周りの目が楽しく見えなければ、いつまでも孤独が消えない。
 
ほんの少しの勇気が人生を楽しくするわけだ。
キッカケ一つでいくらでも人生は変えられるんだぜ。
 
 
 
ところで、鼻毛の話を随分と真剣に読んでるね、キミ。
意外と下品な人なんだね。
 
 
2009/01/25


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