俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 539   パワハラクエスト。
 
悩みのタネ(店長)が現れた!
 
【バイトくん レベル19】
 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長のイヤミ攻撃!
「オマエ、トロくせえんだよ!」
バイトはジッと堪えている!
 
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 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長のイヤミ攻撃!
「商品を並べんのが雑だよテメェ!何度言わせんだよ、バカ!」
バイトはジッと堪えている!
「スイマセン…。」
 
『少し曲がってたのはお客さんがイジったからで、雑に並べたからじゃないのに…。』
毒舌のダメージ!バイトは3のダメージを受けた!
 
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 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長のケツ蹴り!
「オマエ、遅刻してんじゃねぇよ!」
バイトは愛想笑いを浮かべた!
「スイマセン…。」
 
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 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長の言われのない罵声!
「オマエ見てるとさぁ、ムカツクんだよ。」
バイトは涙が溢れてきた!
 
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 戦う
>逃げる
 防御
 道具
 魔法
 
バイトは逃げ出した!
「あの…僕…今月いっぱいで辞めたいんですが…。」
 
しかし、回り込まれてしまった!
「ハァ?今さぁ、ウチの店に人が足りないのわかってんだろ!?
代わりのヤツが見つかってから言えよ!だろ?おかしいだろ、オメェ!なぁ?」
 
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 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長の罵声!
「オマエ、ここ辞めるとか言ってたけどさぁ。
 オマエなんかどこ行ってもムリに決まってんだろ。
 オマエ、ここクビになったらホームレスだよ。
 アパート代も払えなくて追い出されてさ。」
バイトはおじけづいてしまった!
 
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 逃げる
 防御
 道具
>魔法
 
店長は様子を見ている。
 
バイトはチクリの魔法を唱えた!
エリアマネージャーに店長の暴言・暴行を告げ口した!
 
しかし、店長とエリアマネージャーは仲が良くて効果がなかった!
「いや、店長さんなりのコミュニケーションでしょ〜。」
 
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 逃げる
 防御
>道具
 魔法
 
バイトはICレコーダーを使った!
 
店長の脅迫!
「オマエ、何チクってくれちゃってんの?ふざけんなよ。クビにしてやろうか?」
 
店長の言葉は録音されている!
 
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 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長のケツ蹴り!
「なにシカトしてんだよ!」
 
バイトはジッと堪えている!
 
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 逃げる
 防御
>道具
 魔法
 
バイトはICレコーダーを本社に送った!
 
本社から店長への厳重注意!
「今後、このような事がないように。」
 
店長はすくみ上がっている!
 
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 防御
>道具
 魔法
 
バイトの電話攻撃!
「あの…先日の件なんですが…。」
 
本社は身を守っている!
「その件に関しては厳重注意という形でですね、
 店長さんも深く反省しているという事なんで、そうですね。
 改善していくとの事なんで〜、はい。ご納得いただけますか。」
 
バイトはうなずくしかなかった!
 
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 戦う
 逃げる
>防御
 道具
 魔法
 
店長は様子を見ている。
「おはよう〜。今日はアレ持ってるの?なんとかレコーダー。」
 
バイトはすくみ上がってしまった!
「いえ…、あの…、今日は持ってないです…。」
 
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バイトはすくみ上がっている!
 
 
店長の小声脅し!
「オマエ、おもしれぇな。次やったらわかってんだろうな。」
 
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バイトはすくみ上がっている!
 
店長の脅迫攻撃!
「オマエさ、重り付けて泳いだ事ある?今度やってみねぇ?」
 
バイトは家に帰るなり、寝込んでしまった!
 
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バイトは寝込んでいる!
「スミマセン、今日ちょっと熱があって…、
 バイトをお休みさせていただきたいんですが…。」
 
店長の攻撃!
「アァ?チッ、マジかよ〜。まぁいいわ。何とかするけどさぁ。
 体調管理くらいしっかりしろよな〜。バイトだからってよぉ〜。
 あ、そういえばオマエさ、辞めたいっつってたよね?ちょうどいいんじゃない?」
 
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 逃げる
 防御
>道具
 魔法
 
バイトはパソコンでパワーハラスメントについて調べた!
そこには色んな事例や解決策が書かれていた!
 
バイトは勇気が湧いてきた!
『ニヤリ』の特技を覚えた!
 
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>戦う
 逃げる
 防御
 道具
 魔法
 特技
 
店長の攻撃!
「あれ?おまえ、辞めたんじゃないの?」
 
バイトの攻撃!
「休むという連絡はしましたが、辞めるとは言ってませんよ。」
 
店長はいきり立った!
 
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 戦う
 逃げる
 防御
 道具
 魔法
>特技
 
店長の挑発攻撃!
「なんだ?おまえ、ヤル気かよ?」
 
バイトはぶきみに笑っている!
「いえ、仕事に対するヤル気はありますよ。さぁ、品出しでもしようかな!ニヤリ」
 
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 戦う
 逃げる
 防御
 道具
 魔法
>特技
 
店長は様子を見ている。
「…なんか魂胆でもあんのか?」
 
バイトはぶきみに笑っている!
「魂胆?僕は働きに来ているだけですよ、店長。ニヤリ」
 
店長はとまどっている!
 
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 戦う
 逃げる
 防御
 道具
 魔法
>特技
 
店長は様子を見ている。
「…まぁいいや。あんま調子に乗んなよ。」
 
バイトはぶきみに笑っている!
「仲良くやりましょうよ。ニヤリ」
 
店長は去って行った!
 
 
 
255の経験値をえた!
 
バイトはレベルが上がった!
 
コミュニケーション能力が3上がった!
精神力が5上がった!
 
 
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弱者をいたぶる人間は、相手が弱者だからこそいたぶろうとするわけで、
相手が手強くなった場合には手出しするのを辞める事が多い。
 
自分にどんな選択肢があるのかを冷静に考える事が大事。
防御しているだけだと、相手は攻撃の手を緩めない事も多い。
 
イジメをする人間も同じように、相手が無抵抗だからこそイジメ続ける事が多い。
相手が抵抗すると、面倒になって辞めるか、逆上するかのどちらかである事が多い。
面倒になればイジメは終わるが、逆上されるとエスカレートする。
 
しかし、逆上した時こそがイジメの証拠が残りやすい時でもある。
頭に血が上っている時というのは、冷静にリスクマネージメントが出来なくなるからだ。
そういう時のためにイジメの証拠を集め、然るべき所に訴えるのも手だろう。
 
 
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小学6年生の時、俺は靴を隠された事がある。
 
帰りに下駄箱を見ると俺の靴が無かった。
「あれ?おかしいな…。」と困って辺りをキョロキョロと探してみると、
玄関ドアの影に4人の男子クラスメートが見えた。
 
「どうしたぁ?靴ねぇの?」とか言いながらニヤニヤしてやがる。
明らかに犯人じゃん。バカなの?コイツら。
 
俺はそのまま上履きを下駄箱に入れ、裸足で玄関を出た。
「なにオマエ、裸足で帰んの?ププッww」
 
笑ってられるのは今のうちなんだぜ。
裸足で外に出たのは、わざとみすぼらしく見せるためだよ。
これを見た人間の哀れを誘うためにやってんだ。
 
俺はここでニヤリと笑い、「よーし、先生に言いに行こう!」と大声で行って、
そいつらとは逆方向に走り出した。
 
焦って追ってくる4人。
『あんな状態でチクられたら、絶対にアイツに同情され、怒られる。』
彼らの頭にはそれしか無かったのだろう。
 
「待てよ!おい!靴あるよ!」
そう言いながら走って追いかけてきた。
 
バカめ。自分が犯人だとバラしやがったな。
俺はさらに逃げ続けた。
 
そして、リーダーの自宅の方向に走って行った。
必死で追ってくる4人。
 
俺は角を何度か曲がり、ボロアパートの敷地に入って彼らを撒いた。
焦ったヤツらは必死に俺を探していた。
 
しばらくして、俺はわざと目立つようにボロアパートの階段に腰を下ろして彼らを待った。
 
彼らは俺の靴を持って必死の形相で走ってきた。
俺を見つけるなり、階段の下から「おまえ、誰かに言った?」と尋ねてきた。
 
そこで俺は出来る限り穏やかに言った。
「え?どうしたの?そんなに息を切らして。あ、靴あったんだ?」
 
まるで、彼らが靴を見つけてきてくれたかのように言ってやった。
イジメを無かった事にしてやるという恩を着せたのだ。
 
リーダーはご丁寧に俺の足元に靴を置いた。
「ありがとう。」
わざと礼を言ってやった。
 
それでも、彼らは不安だったらしい。
俺が靴のつま先をトントンと鳴らしていると、「おい、言うなよ。」と言ってきた。
 
俺はニコリとして、「言わないよ。」と言ってやった。
そして、「じゃーねー。」と家に帰った。
 
俺に対する攻撃は定着しなかったのだ。
なぜなら、敵に回すと面倒だから。
 
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あの時、俺が屈していたら、彼らは俺を標的にしていたかもしれない。
しかし、俺は甘んじて標的になるような人間ではなかったのだ。
 
実際、他のヤツがその少し前までイジメの標的になっていた。
俺の靴を隠したのは、次の標的を探すためだったのかもしれない。
 
 
前に標的になっていたのは女の子で、
クラスの一部の人間から何故か毛嫌いされていた。
しょっちゅう、「おまえに触られると菌がうつる!」とか言われてた。
 
俺は別にそいつに危害を加えられた事が無かったから、
特に毛嫌いもせず、普通に話していた。
 
話してるだけで「おまえ、あいつと話してんのー?」とか言われたりもしたが、
「あぁ、ちょっと用があったから。」と普通に言うと、それ以上突っ込んだりされなかった。
 
イジメってのは、毎日が退屈で、どこかしらに不満を抱えていて、
鬱屈した力を持て余した連中がやるものだとわかっていた。
 
俺はそんな彼らが子供に見えたから怖れなかったのかもしれない。
まぁ、小さい頃から見ていて、本当に悪い人間ではないと知っていたしねぇ。
 
そもそも、俺の悪賢さに比べたら程度が低すぎて話にならん。
靴を隠すとこまではいいけど、その後がバカ過ぎるだろ。
 
良い事も悪い事も、ベクトルが違うだけでさほど変わらない気がする。
スッキリするためにやる事で、モヤモヤを抱えるのはバカだ。
 
俺は誰かをイジメてもスッキリしない。
だから、イジメをしなかったんだろう。
 
そもそも、非難される原因を作るなんてバカ過ぎる。
ストレス発散のためにイジメるのかもしれんが、
そもそもストレスを溜める生き方を何とかしないのがバカ過ぎる。
 
俺はそういうバカに屈辱を味わわせるのが大好きだ。
多分、相手に意識の投影をしてるんだろう。
 
俺は自分の中に鬱屈した感情を見つけると、すぐに潰したくなる。
だから、鬱屈した感情を持つヤツを見つけると、そいつの感情を潰したくなる。
 
多分、自己防衛能力の一部がエスカレートしてるんだと思う。
それのおかげで退屈しない人生になってはいるけど、面倒も多い。
 
“俺らしさ”みたいなモノはほとんどがそこから来てるんだろう。
今ではそこまで自己分析出来ている。
 
もっと細かく分析して、子育てに使えるレベルにまで昇華できる気もする。
もうちょっと考えたいものだ。
 
 
 
あ。そういや、エッチの時にイジメるのは好きだわ。
女の子が恥ずかしがってる顔を見るのがたまらなく好きだわ。
 
これも原因がわかったんだよな。
幼少期にとんでもない記憶があってさ。
 
まぁ、その辺はいずれ会員制ページで『俺の恋愛遍歴』を公開する予定だ。
 
 
しかし、人間の感情って面白いね。
善悪は関係なく、原因と結果が結び付くのが面白いんだよ。
 
行動心理学ってそういう事を学んだりするんだろうか。
経済心理学とかはもっともっと面白そうだな。
ちょっと本でも買ってかじってみようかな。
 
 
2009/04/22


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