人間生きてりゃあ面白い体験の一つや二つはあるでしょう。
今回はそんな面白体験談を書こうと思います。
まずは高校時代の話。
俺が通学しているとき、ふとジュースが飲みたくなったんだ。
んで、学校の近くにある自販機で何か買おうと思った。
確か季節の変わり目だったな。
4月とかだったと思う。
そこの自販機の商品をざっと見ると、「つぶつぶみかんジュース」があった。
俺は小さい頃からコレが大好きなんだ。
「お、つぶつぶみかんがある!よっしゃコレだ!」
ガコン。
ココまでは良かった。
俺はつぶつぶ系は必ず手にしたときに振るんだ。
シャカシャカ。
冷たいジュースを一気飲みするのが好きな俺はココである異変に気付いた。
俺の手のひらに伝わってきた感覚は「高温」だった。
「アッチィ!!」
すぐさまジュースをもう片方の手に持ち替え、右手をズボンに擦った。
「なんでつぶつぶが熱いんだよ!120円返せコノヤロウ!」
ある意味、面白かったので笑ってはいたが、
怠慢な交換係を思うとむかついたのでその自販を蹴っ飛ばした。
教室まで持っていき、みんなの前で開けたらメチャメチャ臭かった。
一口だけ口に含むと豊かな味わいとは真逆の臭みが広がった。
ソッコーで口をすすいで残り全部捨てました。
確かキリンだったかサッポロだったかどちらかだ。
ありえねえまずさをありがとう。
思い出にはなりました。(笑)
でも笑ったね。あれは。
→次回へ続く。
2003/03/08
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