夢の話


管理人・有也の見た夢のコラム。
夢は潜在意識の表れだというが・・・変な夢ばっか。

 4   「これは夢だ!」と気付いた。
 
これを見たのは小学6年だったと思うな。
 
シチュエーションは新宿の高層ビル街。
まあ普通に友達と遊んでるんだけど、
何かの拍子に友達が空を飛ぶんだ。
それで夢の中で急に我に帰って、「これは夢だ!」と気付いた。
 
そこからが面白いんだ。
夢の中で夢と気付く=なんでもできる
てなわけで俺の頭はボーナスゲーム状態。
 
「あー、何をしよう、何をしよう?」
あたふたしながら考える。
 
とりあえず、
通行人を捕まえて、
「これは夢だ。」と説得してみた。
 
結果、「何言ってんだおまえ、バカか。」と言われた。
 
確かに。夢の中のワキ役に話し掛けた俺がバカだった。
と、いうわけで。
次に何しようかと考え出した。
 
「そうだ!かめはめ波を撃とう!」
 
当時、大流行のドラゴンボール。
誰もが撃ちたいかめはめ波。
まあ夢の中なら出来るであろうと考え、撃ってみることに。
 
ビルに当たったら大変なので空にめがけて身構える。(笑)
 
そしてあの構えをし、「か〜め〜は〜め〜!」と気を貯める。
俺は最初、一メートルくらいヤツを出そうとしていた。
ところがいざ「波!」と言った瞬間、
俺は「本当に出るかな?」と一瞬疑ってしまった。
 
お約束の「夢ルール」適用。
最後の最後に疑ったばかりに手から出たかめはめ波はピンポン玉サイズ。
 
それでもなんとか出たのは夢の俺に対する
お情けだったのかもしれない。
 
「ちきしょう。オラ今度はドデカいのを出してやる。」
と、すっかり悟空気分の俺はもう一度構えた。
 
「か〜め〜は〜め〜!」
 
そこで夢が覚めた。(*注)
 
俺が起きてすぐにある1文字を寝ぼけながら叫んだのは
もはや言うまでもないだろう。(笑)
 
 
:追記:
*注:夢の中では何かに意識を高めると夢から覚めてしまうのだ。
だから「夢から覚めたくない!」と強く思うと逆効果。
 
 
2002/04



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