季節の一言。


色んな言葉に感じてくれれば光栄です。


987    雨上がりの空に
 
雨がもう少し降ればいいのに
久しぶりにそう願った
 
雨の中を行き交う傘を
ラテの香りの中で眺めたくて
 
 
君を思い出したのは
あの街の名を聞いたからだよ
 
 
あの街でケンカしたよね
せっかくの遠出だったのにね
 
泣かせてばかりだった事を
今さらのように反省して
 
君が好きだったラテを飲みながら
窓の外を眺めた
 
 
晴れ男って不便な時もあるんだな
もう雨が上がってしまった
 
俺が君を思い出さなくて済むように
雨が上がってくれたのかな
 
 
いつも悪いね
助かるよ
 
雨雲に別れを告げた
 
更新日時:
H23年6月6日(月)


PrevIndexNext

[トップページへ]