
「あぁ、もうダメになっちゃう」
そんな猫なで声を愛するヒワイな夜は
月とキミを誘惑して光を増したい
ビルの谷間に咲く花はキミとタンポポだけ
横たわるハイウェイとその片隅にあるホテルで
触れたくない
知られたくない
夜明けを迎えよう
まだまだ肌寒いね
仕事なんてしたくないね
唾液をたっぷり乗せたテクニックで
迷い込んだ土地をベッタリ汚すんだ
あぁ、もうダメになっちゃうね
もうとっくになってたけどね
心配なら降りてもいいよ
俺は乗り続けるってキメたから
ワインとチーズとオリーブの匂いと共に
人生に酔いしれればいい
俺はあんなクスリよりも効くはずだから
気が向いたらご一緒しよう
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