人は恋をすると気分が盛り上がるよね。
好きな人を見るだけで胸がキュンとしたり、
心臓の鼓動が相手に聞こえるんじゃないかと思うぐらいの
ズンドコサウンドが出る事もしばしばあるよね。
アレってのはやはり脳内麻薬の仕業なんだ。
人間は脳内麻薬ジャンキーなんだよ。
恋愛もその中の一つ。
さて、では恋をするとどんな麻薬がブチ込まれるのか教えてあげよう。
PEA(フェニールエチルアミン)と
NA(ノルアドレナリン)と
βエンドルフィンと呼ばれるものだ。
PEAは高揚や覚醒といった精神作用を及ぼす。
つまりはテンション上がっちゃったり、ポワーッとなっちゃうってこった。
特に恋愛の初期段階、恋に恋してる頃に脳の中にドバドバ出る。
ちなみにこのPEAは食欲を抑制する薬ともよく似ているらしく、
恋をして飯がノドを通らないのはしょうがないんだ。
このPEAが含まれている食べ物はチョコレート、赤ワイン、チーズなど。
バレンタインデーも「なるほど。」って感じだよね。
あ、そうそう。このPEAって恋愛初期に分泌が多いものなので、
付き合いだした途端にPEAの分泌量もガクンと少なくなる。
こうなると再びPEAを感じたくなり、「次行こ、次。」って事になる。
よく3ヶ月で別れるカップルってのがいるが、
アレはまさにPEAの分泌量の減少期なんだよね。
そして、NA(ノルアドレナリン)は驚いた時や恐怖を感じた時にも分泌される。
いわばドキドキの脳内麻薬だ。
つまり、バンジージャンプの直後に告白したりするのもいいかもしれんということだ。
ベタな少女マンガの第一話のように通学途中の曲がり角で、
異性にぶつかるなどというケースは非常に実用的な技であると言える。(笑)
以下、脱線文。読み飛ばし可。
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「ヤバイ、遅刻だぁ!」
新学期早々、遅刻の危機でパンを咥えて走る男子高校生。
ダッシュで角を曲がった瞬間、同い年くらいの女の子とぶつかる。
ドッシーン!
地面に倒れる2人。
「イタタタタ…。」「ちょっと気を付けなさいよ!」
「急に飛び出して来たのはそっちだろ!」「何言ってんのよ!人のせいにしないでよ!」
ハイハイ、わかったわかった。
普通、他人にぶつかったら、まずはゴメンなさいだな。
人として間違ってるぞ、オマエら。
「今日は転校生を紹介する。」うるせぇよ。(笑)
「は?俺の隣の席?」うるせぇよ。(笑)
「なんでこんなヤツと?」もう黙れ。(笑)
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ノルアドレナリンの話の続き。
驚いたり恐怖を感じたりしてドキドキしてるときというのは、
恋をしたときのドキドキと混同しやすいらしい。
心理学の実験でも吊り橋の上で告白するという実験をやって、
かなりのいい結果が得られたらしい。
つまり、相手を緊張させたり、不安にさせたりドキドキさせればいいわけだ。
そうすれば無意識のうちに恋に陥る可能性が高いと言えよう。
いきなり後ろから抱きつくってのがかなり効果的なのもそういう事だ。
いわば、ノルアドレナリンアタック!(笑)
相手をドキドキの渦で意識させちまえ。
いきなりキスするとかも有効。
俺は責任を取らないが。(笑)
:追記:
高校生諸君、食パンを咥えたままダッシュで角を曲がらないように。
俺様にぶつかったら張っ倒すからな。(笑)
2005/03/01
タイトル変更・修正加筆
2006/06/28
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