些細な事だけど、その子の近くの席をキープしたら、仲良くなる可能性が上がるかも。
そんな事を考えた事がある人は意外と多いんじゃないか。
こんな相談もたまにあるもの。
今度飲み会があるのですが、好きな子の隣に座るにはどうすればいいでしょうか?
少し頭を使えば、こういうのを思い通りに仕向けられる事ってのは多い。
今回は、その飲み会の席について考えてみよう。
男3人、女1人で居酒屋に行くとするよね。
自分が男で、その女の子の事が好きだとする。
彼女の隣の席に座ろうと思ったら、どうすればいい?
あまり露骨に隣の席をキープしに行くのも気が引けてしまう。
そんなヘタレは、あくまでも自然に隣の席を取りたいと願うだろう。
男が全員ガツガツしてなかった場合、一番最後に入ればいいんだよ。
そうすれば、自然とその子の隣に座れるようになるんだ。
まず、居酒屋に入るところから考えて欲しい。
女の子が先頭になる事は少ない。
確率から言ってもそうだし、しゃしゃり出る男がいたりもするからな。
店員に「4人なんですけど、空いてます?」と男のうちの誰かが聞いたとしよう。
しゃしゃり出したい気持ちを抑える事が出来ず、でもそれを店員にしか出せない男だ。
そうすると、その男を先頭にして、4人席に向かう事になる。
そこで、4人席に着くまでに自分が最後尾を歩くようにしろ。
そして、先頭の男と女の子に気付かれない程度に、もう1人の男の注意を軽く惹き付けておけ。
張り紙に興味を惹かれたフリをしてもいいし、靴を直す素振りをしてもいい。
で、自分は最後に席に着くようにするんだ。
4人席だと、ほとんどの場合が2対2で座る事になるわけだが、
よほどの事が無い限りは、先頭の男が最初にどちらかの奥に座る。
次が女の子だった場合、その子はそれとは反対側に座る事になる。
これはバランスを考えて交互に分かれるという自然な行動だ。
そして、2人目の男が座る。
この時、そいつが女の子の横に座るのをためらう事が多い。
そうすると、最初の男の隣に座る事になる。
ほら、自然と女の子の隣に座る事が出来た。
ここで2人目がちょっぴりがっつく男である場合、スッと女の子の隣に座る事もある。
しかし、ここの2人がそこそこ仲が良くない限り、その確率は低い。
男は男同士で座るのが自然と思う人間が多いのだ。
最後に座る人間は“女の隣を選んで座るイヤらしい男”ではない。
“最後に余った席に座った男”という位置付けになるのだ。
もし、2人目の男がスッと行きそうなタイプだった場合、
荷物を女の子の横にポンと置いて、上着を脱いでハンガーにかけよう。
そういう間をはさめば、それがごく自然な行動に映る。
あとは「ビールは何があるかな〜。」なんてメニューに目をやっておけばいい。
そうする事で、“席の位置なんて別に気にしてない男”に映るわけだ。
2番目に座るのが2人目の男だった時、そいつが先頭の男の正面に座ってしまうと、
次に座る女の子は必然的にどちらかの隣を選ぶ事になる。
これを避けるために、2番目の男を最後尾から惹きつけておくのだ。
これぐらいは少し考えればわかると思う。
もっと言うと、女の子は大抵がバッグを肌身離さず持っている。
男が持っているバッグはテキトーに放置できるが。そこが少し違う点だ。
そのバッグを置く位置まで予想に入れておけばいい。
片方がイスの席、もう片方がソファー席だった場合、女の子がソファー側に座る事が多い。
また、他の男もソファー側に座らせるぐらいの配慮くらいは出来るヤツが多い。
そうすると、女の子はソファーの奥側に座るという事でほぼ決定という事もある。
自分のタイミングはそれに合わせて動いても良い。
「ゴメン。俺、左利きだから代わって。」とか言ってもいい。
仮にそこが左利きと関係無い席だとしても、それで代わってもらうんだ。
右利きの人間はそんなの考えないから、「あぁ、そういうものか。」とか思うもんだよ。
相手側にその席に固執する理由が無い限り、これは譲ってもらえる事が多い。
“変に固執すると、イヤらしい男だと思われる”という心理も働くからね。
なに?おまえは左利きじゃない?
だから何だ?左手で食ってりゃいいだろ。
たまに「俺も左利きなんだ。」とか言われる事もある。
そうなるとこの作戦は使えないので、注意が必要だ。
さて、ここまで色々と言ったが…。
隣の席が有利だと思う人は、これを参考にすると良い。
対面が有利だと思う人は、対面に座るといい。
自分が自由にやりやすい席ってあるからね。
俺は右端の席にいる時が最もリラックスして話しやすい。
左利きなんだけどね。
しかし、特にそれにこだわったりする事はないね。
テキトーに座って、テキトーに抜け駆けする方がラクな時もある。
別にその居酒屋だけで頑張る必要も無いしな。
ちょっと離れて座って、興味無さそうに見せていた方が相手が気にする事もある。
ようするに、大事なのは流れを読むことだ。
いつでも自分が好きな時に好きなように行動出来て、
座席も配置も思い通りに出来て、トークの引き出しもいっぱい持っていて、
色んな表情の見せ方を知っていて、効果的な喋り方も知っていて、
相手の心理を容易に読み取るだけの洞察力と読解力があれば、
意中の子を落とせる確率が上がるわけだよ。わかるかね。
ラッキーパンチなんて、めったに当たらないよ。
めったに当たらないから「ラッキーパンチ」なんだ。
チャンスの時に効果的に確実にパンチを当てられるのがプロだ。
それまでは様子見でいいんだよ。
例えて言うと、サッカーのロナウドのような戦い方かな。
彼は練習でもランニングはサボるし、試合でもフィールドを走り回ったりしない。
ただ、最高のタイミングで最高の位置にいるようにする。
そして、ボールが来たらあっという間にゴールだ。
どこにチャンスボールが来るかを洞察する能力が素晴らしいんだ。
まぁ、ロナウドのような戦い方が必ずしも良いわけではない。
色んな攻め方・戦い方を頭に思い描いて、ベストな攻め方を選ぶべきだ。
もっと積極的に果敢に攻めて攻めて攻めまくって押し切りたい、
無尽蔵のスタミナでフィールドを走り回る全盛期のヴェルディ北澤豪を目指したいのなら、
それもそれで良い結果が得られる事もあるだろうよ。
押しに弱い女の子ってのも意外と多いからね。
「隣の席になったら、それだけで超有利!」なんて事はない。
逆に緊張して暴走して墓穴掘って終了する危険だって高まるんだ。
結局は、実力を底上げするしかねぇんだ。
だから、いつだって予習復習しとけ。
マニュアル読んで「為になりました!」とか言ってるヤツも、
結局はそれが身についてなけりゃ意味がねぇんだよ。
自分が納得できた事は自分の血肉に染みつくまで擦り込め。
そうでなきゃ、学ぶ前のおまえと何ら変わらん。
読んで満足して、一晩寝たら忘れて、また同じ過ちを繰り返したりするんだ。
そして、「次からはこうするって決めてたのに、やっちゃいました…。」と報告に来る。
そういうヤツに対して、俺がいちいちケツを叩くのは面倒だ。
「やっちゃいましたじゃねぇんだよ、このブタが!」って言いたいけど、毎度毎度は疲れる。
今後は自分でケツを叩いて欲しい。
たまには自分でスパンキング。アォウ!笑
2009/12/07
|