俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 234   考え出すとハマるんだ。
 
今日はデータベースの参考書を読んでたら、
「文字同士を掛けたらどうなるんだ?」と考えだしちゃってね。
 
次に「A×A=」ってのが思い浮かんでね。
 
Aはアスキー文字コードで65なんだよ。
アスキー文字コードってのは簡単に言うとコンピュータの情報交換用の文字コード体系。
 
で、「じゃあ【65×65=】をやらなきゃ」と思ってしまい、暗算をやりだしたんだ。
おかげで参考書が全然はかどらなかったよ。
 
ちなみに答えは4225…だからどうしたって感じでしょ?
 
でも答えが出ればなんかスッキリするんだ。
ただ、答えが出るまで他の事が出来なくなるのが問題でね。
スッキリしないと嫌なんだ。
 
小さい頃もパッと思い浮かんだ数字を素数で割るってのをやってた。
まず思いつくのが432だったら、2で割って216→2で割って108→
→2で割って54→2で割って27→3で割って9→残りは3×3
つまり、432は2×2×2×2×3×3×3で構成されている。
と、ここまで出してようやくスッキリ。
 
ただし、数字が思い浮かんだ時に野球をやってたらやめなきゃいけない。
かくれんぼしてたら見つかっても構わず続けないといけない。
途中からはもう義務感に近いものになっちゃうんだ。
 
そして困った事にこれは数字だけに限った事ではないんだ。
以下は昔のお話。
 
 
小学五年生のある日、有也くんは答えの出ないモノを考え始めてしまいました。
 
それは「恋愛」について。
 
人の思考ルーチンや心理のヒダまで理解しなくては到底答えなんか出せません。
それは10歳やそこらの有也くんには難題でした。
それでも、いつものように数字と同じで答えを出さなくては気が済みませんでした。
 
小学五年生の有也くんは答えを求めました。
毎日毎日、恋愛について考えました。
一生懸命に考えました。
来る日も来る日も頭の中は恋愛マニュアル。
 
一日や二日で答えの出るものではありませんでした。
まずは駆け引きというもの、キメ台詞というものについて考えました。
 
キメ台詞を効果的に出すタイミング、冷静に駆け引きする事の重要性。
修羅場こそクールに行かなくてはいけない。
キメ球はいつの時代も直球ストレート。
 
参考資料は親父の見ていた映画、その時代のドラマ、そして音楽でした。
それ以外に資料はありませんでした。
周りはみんな鼻をたらして毎日駆け回ってるクソガキ。
教えてくれる大人もモチロン居ません。
 
自分の中で理想の男を作り出し、その行動を考えていました。
いわば今の「頭のリハ」の原型に近いものです。
 
有也くんは幸い、両親から深い愛を受けていました。
際限の無い深い愛を。
愛情というものの素晴らしさは小さい頃から肌で感じていました。
真実の愛を知らなくては真実の恋愛には辿り着けないっと思いました。
 
それらは大きくなってからの恋愛観の基礎となったのです。
 
 
そんな強い好奇心から全てが始まりました。
今もまだ完全に答えは出てません。
いや、出ても困ります。
 
今じゃそれを考える事が生きがいになっているんですから。
 
 
2004/06/01


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