俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 465   日々之幸福。
 
11月29日のブログにもチラッと書いたが、
俺には親しくしてくれている板金屋の先輩がいるのだ。
仮に宇津井さんとしとこう。
 
宇津井さんとは高校1年の時にファミレスのバイトで知り合い、
当時から手間の掛かる後輩として色々と世話になっている。
 
宇津井さんにはバイクや車の仕組みや塗装の仕方、
美味しいラーメン屋もお台場の夜景もこの人に教わった。
 
彼はとても温和で優しく、面倒見が良いので皆に好かれていて、
頼み事をすると「え〜?面倒臭いなぁ。」と言いながら、いつも助けてくれるのだ。
 
高校3年の1学期なんかは、
週に2回くらいのペースでお台場に連れて行ってくれた。
それ以外にもビリヤードや埠頭や峠や心霊スポットなど、
彼は知識と経験の少ないガキだった俺達の世界を広げてくれたのだ。
 
俺達は「宇津井さん、お台場行きた〜い!」とよくせがんでいたが金は無かった。
なので、お台場に行く時のガソリン代や高速代も彼が払ってくれていた。
何十回連れて行ってもらっただろう。
 
掛かった金もかなりの額になるんじゃないだろうか。
昔、Saityとそれを概算で出したところ、10万円近いという計算になり、
俺とSaityは心底それを感謝して宇津井さんにパブで奢らせてもらった。
それでもまだまだ恩を返しきれてないが。
 
 
そんな宇津井さんに久しぶりに会いに行った。
原付きの自賠責保険が切れたので、再契約をお願いするためだ。
自賠責はコンビニでも入れるが、どうせなら宇津井さんの売上にしたい。
そして、久しぶりに宇津井さんとも話したかった。
 
LOVE at Nightが売れてる事を報告すると、
「普通はお世話になった人に持ってくるもんだよ。」と言われた。
絶対に興味を持ってくれないと思っていたので、
「いや、本とか興味無いっしょ?(笑」と言うと、
「いや、貰えるなら読むよ。(笑」とのこと。
 
ちょうど専門学校時代の友人に送るために一冊持ち合わせがあったので、
それを手渡して「じゃあ読んで下さいね。」とお願いした。
 
すると翌日、電車に乗る直前に電話が掛かってきた。
「いやぁ〜、読ませて頂きましたよ。」との言葉に、
「どうでした?」と感想を聞くと、
「途中まで読もうと思ったけど、夜中の2時まで読んだよ。読み切った。
 いや、良かったよ。久々に夢中になった。」と最高の賛辞をくれた。
 
「あ、良かった。嬉しいっす。」
親しい人に褒められるのは嬉しいなぁ、と素直に感じた。
心がポカポカするカンジってんだろうか。
不思議と照れ臭い気持ちは無かった。
 
「とりあえず、それだけ伝えとこうと思って。ホント良かった。続編はちゃんと買うよ。」
そう言われて嬉しかったので、たわごとに書いてみた。
 
 
最近、掲示板で「今、幸せですか?」と聞かれたが、
俺は生まれた時から幸せの中で生きてると思う。
モチロン、辛い事もいっぱい経験してるが、その時も幸せだった。
 
それは俺が幸せを感じるレベルが極端に低いのと、
全ての経験が自分にプラスに働いていると思っているからだろう。
 
『何事も気の持ちよう』とはよく言ったものだ。
【気の持ちよう=気持ち】って事で、楽しくも辛くも出来ると思うのだ。
それをコントロールできれば人生は楽しくなる。
 
最近はさらに幸せだと思う気持ちが増えている。
『Love at Night〜ホストに恋した女子高生〜』が売れてるからだ。
 
出版の際にあらゆるパターンを予想していたが、
その中でもかなり良いパターンで現実が動いている。
これは関わってくれた人達のおかげだろう。
 
うちのサイトを見つけて出版の話を持ち掛けてくれたT子、
見込んでくれた営業部の皆さん、上層部の方々、
素晴らしい写真を撮ってくれたカメラマンさん、
写真のモデルになってくれた小田あさ美ちゃん、
ブックデザインをしてくれたナイスガイのナカジマブイチさん、
本を店に並べて下さった書店の皆さん、
本を読んで何か感じてくれた人、
ネットショップでレビュー書いてくれた人、
ミクシィや掲示板に感想書いてくれた人、
ファンレター書いて送ってくれた人、
そして相変わらず常連のオマエら。
 
 
どうもありがとう。
 
これからもウリャウリャ行くよ。
だから見てれ。
 
 
2006/12/10


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